つくろう、島の未来

2024年04月20日 土曜日

つくろう、島の未来

ritokei_bnr

いつも『離島経済新聞』『季刊リトケイ』を
ご愛読いただき誠にありがとうございます。

2010年にスタートした離島経済新聞社(以下、リトケイ)は、
10月22日で6周年を迎えることができました。

リトケイの背景には、
私たちの取材に応じてくださる島の皆さま、
発行している媒体をご覧いただいている皆さま、
リトケイを支えてくださるサポーターの皆さま、
一緒に事業を行ってくださるパートナーの皆さまなどの存在があり、
そのなかで、小さな事業を続けていることを幸せに思っています。
いつも、本当にありがとうございます。

さて、誕生日の抱負として、
あらためて私たちの夢についてお話しさせていただきたいと思います。

リトケイでは、離島専門のメディアを発行しながら、
さまざまな事業を展開しておりますが、つまるところの夢としては、
やはり「島を想う人」の役に立ちたいと考えています。

私たちにとっての「島を想う人」というのは、
いずれかの島を大事に思っていたり、
リトケイ読者の皆さま然り、島に興味のある人や、
島とのつながりを求めていらっしゃる方々など。
たとえば地元愛のようなLOVEをお持ちの方が一番ですが、
LOVEまではちょっと……とおっしゃる、
なんらかの興味・関心を持っている方も含めております。

もちろん、NPOとはいえリトケイは法人ですので、
メディアとしては◯◯万人の読者をつくる……や、
会社としては年商◯◯◯万円が目標だ……といった
数字的な目標もありますが、
リトケイを運営する私たち自身、島という存在が大好きなので、
続けていくための数字目標はあるにしろ、
私たち自身も、島を想い続けたいのです。

ただ、現代には重大な懸念があり、
私たち然り、いつまでも島に想いを持ち続けることが、
想像するよりも簡単ではなくなる可能性があります。

たとえば、
人口減少、高齢化、都市への人口集中が続く日本では、
ある島の営みがきえてしまうかもしれませんし、
営みを消さないようにと必死に経済を追いかけるうちに
もともと大事にしていたはずの島の良さがきえてしまうかもしれない。

私たち自身、大好きな島を想い続けるには、
まだまだ考えたいことが山積みなのです。

さて、そこでひとつ発表がございます。

リトケイが発行するメディアのうち、
『季刊リトケイ』はこれまで、離島地域では無料版を配布し、
本土地域では有料版の販売という形態をとってきました。

しかし「島を想う人」のもとへ、
しっかり届けていくためには流通方式を改めたく、
2017年2月末発行の『季刊リトケイ』から、
すべてをフリーペーパー化させていただくことにいたしました。

フリーペーパー化にともない、
毎号、ご自宅に本紙をお届けしておりますサポーター会員のみなさまには、
フリーペーパー版『季刊リトケイ』とともに、
新たに発行する会員限定の会報誌をお送りさせていただきますので、
ぜひ、楽しみにしていただけると嬉しいです。

リトケイは新しいステップに足を踏み入れようとしておりますが、
今後もかわらずご愛顧いただけると幸いです。

7年目のリトケイも、
どうぞよろしくお願いいたします。

離島経済新聞社 一同

離島経済新聞 目次

離島経済新聞社からのご案内

離島経済新聞社からのご案内をお届けします。

関連する記事

ritokei特集