NPO法人離島経済新聞社(所在地:東京都世田谷区、代表理事:大久保昌宏、以下:離島経済新聞社)と株式会社CAMPFIRE(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:家入一真、以下:CAMPFIRE)は2017年8月1日、ソーシャルグッドな取り組みに特化したサービス「GoodMorning」(グッドモーニング)において、離島地域に特化したクラウドファンディング・サービス「離島×CAMPFIRE」の運用を開始いたしました。

「離島 × CAMPFIRE」とは？

NPO法人離島経済新聞社は、2010年の設立以来、日本に存在する400余りの有人離島にフォーカスし、「島を伝える」活動を続けてきました。 今後、さらに「伝える」ことに加え、ファンディング（資金調達）という形でたくさんの島々の挑戦を応援するため、クラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」を運営するCAMPFIREとのコラボ事業「離島×CAMPFIRE」を立ち上げる運びとなりました。

「離島×CAMPFIRE」では、「島の課題を解決したい」「より良い島にしたい」 など、島のソーシャルグッドを目的としたプロジェクトを展開。「離島×CAMPFIRE」よりクラウドファンディングに挑戦する島々については、資金調達プラットフォームとしてCAMPFIRE、PRプラットフォームとして有人離島専門ウェブメディア『離島経済新聞』等のメディアをご活用いただきます。

今回、「GoodMorning」内にて展開する背景には、クラウドファンディングを活用した島々の挑戦が、たくさんの支援者に届き、離島地域の課題をしっかりと解決する取り組みとなるよう、プロジェクトをサポートしたいという想いがあります。

離島居住者や離島ファンの支持を集めるウェブメディア『離島経済新聞』等を活用しての、ファンディングの募集PRや実施サポートの配信はもちろん、プロジェクトの組成サポートなど、さまざまな形でプロジェクトをサポートいたします。

クラウドファンディングとは

「群衆(crowd)」と「資金調達(funding)」を組み合わせた造語で、起業家等がインターネットを通して不特定多数の人から資金を募るシステムです。資金提供者は金利や株式ではなくモノ・サービス・体験といったリターンを受けることができます。

CAMPFIREでは、音楽、アート、プロダクトなどのクリエイティブなプロジェクトにおいて、必要な資金を10,000 円という少額から募ることができます。CAMPFIREを通じて、現在までに 8,000 件以上のプロジェクトが展開され、28万人を超える人々から、総額約29億円にのぼる資金を集めています。

なぜ離島への応援が必要なのか？

400余りの有人離島のうち、9割近くが人口減少に歯止めをかけられない状態があり、1年間に1,000人、100人規模の人口が減っている島もあります。

島の無人化を回避するため、2017年4月に施行された「有人国境離島地域の保全及び特定有人国境離島地域に係る地域社会の維持に関する特別措置法」をはじめ、国、都道県、各自治体をあげたさまざまな振興事業が展開されていますが、それだけでは追いつかないような状況がたくさん見られます。

「離島×CAMPFIRE」では、「私が暮らす島のため」「出身島のため」「思い出の島のため」など、島に縁のある人々と共に、島々でわきおこる小さな挑戦を盛り上げて参ります。

8月1日より3プロジェクトが同時スタート

「離島×CAMPFIRE」第1段プロジェクトとして、大分県姫島、兵庫県男鹿島、そして離島経済新聞社マイプロジェクトの3プロジェクトを開始いたします。

〈姫島／大分〉
きつねやたぬきが踊る島。
大分姫島の不思議が詰まった本「姫島の ふしぎ」を作りたい！
URL:　https://camp-fire.jp/projects/view/37578
プロジェクトオーナー：姫島エコツーリズム推進協議会
目標金額:1,200,000円
募集期間:2017年8月1日(火)~9月30 日(土)23:59



〈男鹿島（たんがじま）／兵庫〉
男鹿島“幻の盆踊り”を復活させたい!

URL:　https://camp-fire.jp/projects/view/37587
プロジェクトオーナー：男鹿島うみのいえプロジェクトチーム
目標金額:600,000円
募集期間:2017年8月1日(火)~8月30 日(水)23:59

〈離島経済新聞社マイプロジェクト〉
【日本の島を伝えたい】
島の話題が生まれる有人離島Tシャツを作ります!
URL:　https://camp-fire.jp/projects/view/38706
プロジェクトオーナー：離島経済新聞社
目標金額:500,000円
募集期間:2017年8月1日(火)~8月30 日(水)23:59

「離島×CAMPFIRE」ではプロジェクトを募集しています

「離島×CAMPFIRE」では、離島社会の持続につながる「ソーシャルグッド（社会貢献）」を目的にした、プロジェクトを随時募集しています。

例えば、「子どもたちへの教育機会をつくりたい」「島で行っている清掃活動を大きくしたい」「島の伝統を守るために本をつくりたい」「島の素材をつかった新しい商品を開発したい」など、そのプロジェクトが実施されることで、島の未来に明るい希望が灯るようなプロジェクトであれば、離島経済新聞社とCAMPFIREがプロジェクトのスタートから実施までをサポートさせていただきます。

なお、プロジェクトの実施メンバーに島にお住まいの方が含まれないプロジェクトの場合は、離島地域側のニーズを判断するために「離島×CAMPFIRE」にて協議させていただきます。

手数料は13％（プロジェクト組成サポート、原稿・素材の制作、各種レポート等の制作は、別料金）。詳細やご質問はお問い合わせフォームにて承っております。