つくろう、島の未来

2024年12月09日 月曜日

つくろう、島の未来

これまで「島々から日本に灯を灯す」をミッションに、島の情報を集め、発信してきたリトケイ。もっともっと、島の情報と『島が好き』『島を知りたい』人たちとが出会う場所を日本各地に作りたい。そんな想いから、日本全国の本屋さんに島本・島雑誌・島のフリーペーパー専用の『島本棚』を設置するプロジェクトを始めます。

小さな島々の情報が集まるリアルな「島棚」を日本全国の本屋さんに。

日本全国約430島の情報を専門に扱うリトケイでは
この度、「島情報を探しやすくするリアルな場」をつくる
プロジェクトをスタートします。

日本は 6852 の島からなる島国で、そのうち約430島が人の暮らす有人島。
大小さまざまな島それぞれに個性豊かな自然・ 文化・経済が存在していますが、
それらの情報は、ひとつだけでは規模が小さく、見落とされやすいものです。

離島経済新聞社では、こうした「見落とされがちな島々の良さ」を
伝えていけるよう、2010年の秋にスタートしたウェブマガジン『離島経済新聞』、
2012年1月に創刊したタブロイド紙『季刊リトケイ』の運営・発行。
ひとつでは小さな島々の情報を集め、島好きに届ける『場』を作ってきました。


2012-05-18-16.30.16)-e1337589994826

1年半が経つなかで、これまでまとまった島の情報が少なかったことから、
島好きの方に注目をしていただき、少しずつリトケイから
島情報を得てくださる方も増えてきました。

しかし、世の中にはリトケイと同じく「島」をテーマにした
本や雑誌、ウェブの情報が数多く存在するものの、
それらを「島好き」が発見できる場をつくれているかと言えば
まだまだ、到達できていません。

th_スクリーンショット(2012-05-17-10.44.21)

例えば、本屋さんではたくさんの「島の本」が販売されていますが、
本屋さんの棚は「旅行」「地図ガイド」「雑誌」「書籍」など、
お店ごとに、さまざまなジャンルに分けてバラバラの場所に設置されるため、
「島の本」を探したい人にとって、けして探しやすいとは言えません。

そこでリトケイでは、リアル書店に「島の本」と出会える
「島本の専用棚」を設置し、島をテーマにした
さまざまな「島本」をまとめて置くことで、
「島のことが知りたい」さまざまな層が
島本をいつでも探せるコーナーを作りたいと考えました。

ブックコラム「島田書店」とも連動してつくる、
「島books」は『季刊リトケイ』だけでなく、
「島」をテーマにしたさまざまな「島本」を並べられる「島の専用棚」です。

島好きが集まる小さな書店にも置いてもらえるような、
「目立つけれどかわいい島棚」を目指します。

日本全国に書店さんは約12000店ありますが、
一気に12000の棚をつくることはできません。
だから、まずは300店舗を目指し、
島好きと島の本が出逢える「島books」づくりをスタートします。

プロジェクトのスタートは5月31日を予定。
どうやってつくるの?いつできるの? など、レポートしていきます。

     

関連する記事

ritokei特集