これまで「島々から日本に灯を灯す」をミッションに、島の情報を集め、発信してきたリトケイ。もっともっと、島の情報と『島が好き』『島を知りたい』人たちとが出会う場所を日本各地に作りたい。そんな想いから、日本全国の本屋さんに島本・島雑誌・島のフリーペーパー専用の『島本棚』を設置するプロジェクトを始めます。
小さな島々の情報が集まるリアルな「島棚」を日本全国の本屋さんに。
日本全国約430島の情報を専門に扱うリトケイでは
この度、「島情報を探しやすくするリアルな場」をつくる
プロジェクトをスタートします。
日本は 6852 の島からなる島国で、そのうち約430島が人の暮らす有人島。
大小さまざまな島それぞれに個性豊かな自然・ 文化・経済が存在していますが、
それらの情報は、ひとつだけでは規模が小さく、見落とされやすいものです。
離島経済新聞社では、こうした「見落とされがちな島々の良さ」を
伝えていけるよう、2010年の秋にスタートしたウェブマガジン『離島経済新聞』、
2012年1月に創刊したタブロイド紙『季刊リトケイ』の運営・発行。
ひとつでは小さな島々の情報を集め、島好きに届ける『場』を作ってきました。
1年半が経つなかで、これまでまとまった島の情報が少なかったことから、
島好きの方に注目をしていただき、少しずつリトケイから
島情報を得てくださる方も増えてきました。
しかし、世の中にはリトケイと同じく「島」をテーマにした
本や雑誌、ウェブの情報が数多く存在するものの、
それらを「島好き」が発見できる場をつくれているかと言えば
まだまだ、到達できていません。
例えば、本屋さんではたくさんの「島の本」が販売されていますが、
本屋さんの棚は「旅行」「地図ガイド」「雑誌」「書籍」など、
お店ごとに、さまざまなジャンルに分けてバラバラの場所に設置されるため、
「島の本」を探したい人にとって、けして探しやすいとは言えません。
そこでリトケイでは、リアル書店に「島の本」と出会える
「島本の専用棚」を設置し、島をテーマにした
さまざまな「島本」をまとめて置くことで、
「島のことが知りたい」さまざまな層が
島本をいつでも探せるコーナーを作りたいと考えました。
ブックコラム「島田書店」とも連動してつくる、
「島books」は『季刊リトケイ』だけでなく、
「島」をテーマにしたさまざまな「島本」を並べられる「島の専用棚」です。
島好きが集まる小さな書店にも置いてもらえるような、
「目立つけれどかわいい島棚」を目指します。
日本全国に書店さんは約12000店ありますが、
一気に12000の棚をつくることはできません。
だから、まずは300店舗を目指し、
島好きと島の本が出逢える「島books」づくりをスタートします。
プロジェクトのスタートは5月31日を予定。
どうやってつくるの?いつできるの? など、レポートしていきます。