つくろう、島の未来

2024年11月25日 月曜日

つくろう、島の未来

【リトケイ、沖縄へ】隠さずに言うとリトケイのメンバーは「つくる」のは得意でもタブロイド紙を「売る」のは初めてでした。
そんなリトケイに仲間入りしたのは元書店員、出版書籍営業の佐藤さん。『季刊リトケイ』を日本中に届ける「メッセンジャー」として、全国にリトケイを広げる活動がはじまりました。祖先がキリンで現在南阿蘇在住。佐藤隊長の活動記録とおすすめ「島本」コラムです。

メッセンジャー活動記、今回は沖縄!

th_市場の古本屋ウララ

リトケイ、沖縄へ

那覇空港の空の青さに驚きつつ、
『季刊リトケイ』をすでに置いて頂いている、
「市場の古本屋ウララ」さんと
「ジュンク堂書店那覇店」さんへ向かいます。
その道中、嫁から「最新号のクウネルに、
ウララさん載ってるよー!しかもでっかく!」という電話が。
おお、素晴らしい。着いたらその記事、見せてもらおう。

市場の古本屋ウララ

そうそう、「市場の古本屋」という名前が少しひっかかっていて、
市場??と思っていたんだけれど、 行って納得。
おばあちゃんが切り盛りする小さなお土産屋さんや
八百屋さんに混じって、突如現れる「市場の古本屋ウララ」。
これは紛れもなく「市場の古本屋」だ。
『季刊リトケイ』は通路沿いの目立つところに置かれていて、
宇田さんに話を伺うと リトケイをきっかけに
道行くお客さんが足を止め、話が始まることも多いのだとか。
場所柄観光の方も多くいらっしゃるので物珍しいみたい、
とは宇田さんの弁。
その姿を想像してとても嬉しくなりました。うーん、いい絵だ。
その後、編集長と合流し、二人でウララさんを堪能。
昔のレトロな沖縄ガイドブックを大人買いした
ホクホク顔の鯨本さんとお店を後にしたのでありました。

ジュンク堂書店那覇店

続いてはジュンク堂書店那覇店さん。
こちらは着いてびっくり見てびっくり。

th_ジュンク堂書店那覇店3

『季刊リトケイ』が大きなパネルになっている!?!?

th_ジュンク堂書店那覇店2

しかも島の形に切り抜かれた画用紙まで。
担当の坂本さんに聞くと、2時間かかって切り抜いたんだとか!
なしてわざわざこんな難しい形の島を…とつぶやくと、
「より島らしい形が良かったので」との返事。
島冥利に尽きますなぁ。
また、沖縄の方は我々が思っているほど
他の島へ行かない&知らないようで、
リトケイのような媒体を通して相互理解につながればいいな、
ともおっしゃっていました。
リトケイでは今後、沖縄特集も予定。
それに向けて沖縄での販売店も増やしていきますので、
楽しみに待っていてくださいね!

th_ジュンク堂書店那覇店1

#今回の島本!
今回の島本は、「市場の古本屋ウララ」さんで購入した、
旅する巨人宮本常一 にっぽんの記憶
(読売新聞西部本社編/みずのわ出版)です。

nippon

昭和30年代を中心に山口・九州の地域での足跡・写真を、
現代に再訪するドキュメンタリーで、
ウララさんで目につくところに展開されていたので
つい買ってしまいました。
個人的には、司馬遼太郎の英雄潭も良いのですが、
宮本常一の庶民の歴史を紡いでいく物語の方が、
胸に迫るものを感じます。

みずのわ出版さんは他にも宮本常一関連書を
たくさん出されていますので、
気になった方は是非店頭で探してみて下さい。
以上、メッセンジャー活動記@沖縄でした!

「市場の古本屋ウララ」(WEBサイト)(twitter
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-3-1
urarabooks(a)gmail.com
営業時間:11:00-19:00
定休日:火曜日定休

「ジュンク堂書店那覇店」(WEBサイト
〒900-0013 那覇市牧志1丁目19-29 1F~3F
電話: 098-860-7175 FAX: 098-860-7176
営業時間: 10時~22時
定休日: 6月は無休

     

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