つくろう、島の未来

2024年12月07日 土曜日

つくろう、島の未来

【リトケイ、福岡へ!】隠さずに言うとリトケイのメンバーは「つくる」のは得意でもタブロイド紙を「売る」のは初めてでした。そんなリトケイに仲間入りしたのは元書店員、出版書籍営業の佐藤さん。『季刊リトケイ』を日本中に届ける「メッセンジャー」として、全国にリトケイを広げる活動がはじまりました。祖先がキリンで現在南阿蘇在住。佐藤隊長の活動記録とおすすめ「島本」コラムです。

th_th_リブロ福岡天神店2

[6] リトケイ、福岡へ

さてさて今回は福岡へ行ってきました。
福岡と言えば、、、博多駅のあいさつお巡りさん!!
(誰??って方は「博多駅 挨拶 警察官」
でググると色々と出てきます)

初めて見たときは???だったけれど、
だんだんあの人はすごんじゃないかと思い始め、
ついに福岡と言えばまず「あいさつお巡りさん」が思い浮かぶように。
そんなあいさつお巡りさんへの挨拶を済ませ、いざ天神へ!

th_リブロ福岡天神店1

まずお邪魔するのは福岡で一番初めに
リトケイを取り扱ってくれた、リブロ福岡天神店さん。
するとさっそく発見!雑誌の新刊台に『季刊リトケイ』♪
『ケトル』『MUSIC MAGAZINE(表紙オザケン!)』
『手の間』『生活考察』などなどカルチャー系の雑誌と
一緒に展開されていて、いままでの一緒に置かれていた
雑誌と少し毛色が違います。
このあたりはさすがリブロさんという感じで、
個人的にもものすごく好きなリトケイの展開のされ方だったので、
嬉しかったですね!

この”『季刊リトケイ』がどの棚
どのジャンルで置かれるか問題“はとても面白くて、
置き方でお店が『季刊リトケイ』を
どんな人に買って欲しいと思っているかがわかるんです。
置き方にお店のメッセージが込められていると言いますか。

もちろん、リトケイ的にここに置いて欲しいなーと思って
こちらから提案するのですが、お店の人の流れや嗜好を見極めつつ、
より売れそうな場所を知っているのが書店員さんなので、
そのあたりの想いを尊重しつつ、
場所の相談をするのも楽しみの一つです。

なので初めて行くお店の場合は必ず棚から見て、
リトケイの置かれ方を確認して、
担当の人がどんな人か想像してから、声をかけるようにしています。

お店で『季刊リトケイ』を見かけたら、
その周りにどんな本を置いているかも気にして見ると、
より書店の棚を見る楽しみが増えると思います。

th_ブックスキューブリックけやき通り店

さて、次は以前福岡に住んでいた
鯨本編集長も足しげく通ったという、
ブックスキューブリックけやき通り店さんへ。
今回、福岡へ来るにあたってこのキューブリックさんで
『季刊リトケイ』を置いてもらわないわけにはいかない!
と(勝手に)意気込んでいましたが、それほど好きなお店なんです。

箱崎駅前にある箱崎店にもお邪魔したら、
スタッフの方が「リトケイ、『編集会議』でみました〜!」と
声をかけて下さったり、おすすめの島本を教えて頂いたり、
二階のカフェで休んでいって〜と言って頂いたりで、
リトケイ人気を肌で感じる結果に(笑)。

福岡では今回紹介したリブロ福岡天神店さん、
ブックスキューブリックけやき通り店さんの他にも、
丸善博多店さん、書斎りーぶるさんでも販売を開始していますので、
是非探してみて下さい!

最後はまた「あいさつお巡りさん」に
さよならの挨拶をして沖縄へと向かいます。

今回の島本!

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最後に今回の島本ですが、
ブックスキューブリックさんに紹介して頂いた、
『サンカクノニホンー6852の日本島物語ー』
(伊勢華子著/ポプラ社)を紹介します。

リトケイ本紙や02号付録の全国離島地図を見て、
日本の島ってこうなっているんだ〜と
改めて実感した人も多いと思います。

この絵本も日本は南北に長い島国ではなく、
小さな島々を含めると大きな三角形なんだと
気付かせてくれる一冊です。

というわけで、
次回のメッセンジャー活動記は沖縄です。お楽しみに!

     

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