400島あれば400通りの個性がある日本の島々。島に暮らすリトケイ読者が望む「これだけは欲しい医療環境」とは?読者の皆さんから寄せられた「島で守る命と健康」についてのリアルな声を紹介します。
※この記事は『季刊ritokei』43号(2023年8月発行号)掲載記事です。フリーペーパー版は全国の設置ポイントにてご覧いただけます。
リトケイ読者が考えるこれだけは欲しい医療環境
・島外への迅速な医療アクセス手段
・広範囲に渡る知識があるジェネラリスト(医師だけでなくコメディカルも含む)
・CTやMRIなどを導入するのは不可能であっても、内陸の市中病院とテレビでつなぎながらエコーだけでも行うことができれば初期診断をつけられると思う
・出産できる医療体制。産める環境が整えばわざわざ本土に渡る必要がなくなる
・緊急時に必要な救急セットを使えるようにして欲しい
・信頼できる相談医
・エピペン(アドレナリン自己注射薬)が切に欲しい。急を要するもので頻繁にありそうなのはアナフィラキシーかなぁ
・終活が迎えられる環境
・視野思考の広い介護制度
・医療環境ではないかもしれないが、せめて事故に遭わない、身を守る啓発や教育は必要だと思う
・1時間以内の場所にかかりつけ医
・エコー(超音波診断装置)
・島で死亡確認ができること
・島を出て病院にかかった方が良いかなどを相談できるオンライン窓口(有料でも構わない)
・最後に看取ってもらえ、島外に出ずに人生の最期を迎えることができる環境
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