5月27日に有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』35号「おいしい!楽しい!島の魚食図鑑」が発行となりました。ウェブでも順次記事を公開していきます。35号の目次や見どころをご紹介します。
今号は、日本財団「海と日本プロジェクト」とのタイアップで、海の味わいを届けるべく「おいしい!たのしい!島の魚食図鑑」を特集しました。
海に囲まれた島国の近海には4,000種もの魚が存在し、海と共に生きる人々が多く暮らす島々には、個性豊かな魚食が存在しています。
特集では、5つの離島エリアに暮らす現地編集者と島の方々にご協力いただき、島々での現地取材を敢行。その他、リトケイ読者が選ぶ「忘れられない島の魚」や、島や魚を愛する人々のインタビューなどなど、おいしい海の幸盛りだくさんでお届けします。
特集冒頭では、リトケイ読者からオンラインアンケートで寄せられた「忘れられない島の魚」を、どどんとご紹介!読者が選ぶ「おいしい島魚が味わえる島の飲食店」のセレクトは、島が大好きなリトケイ読者ならでは。
離島地域在住の編集者が取材を担当した企画では、伊豆諸島(いずしょとう|東京都)、家島諸島(いえしましょとう|兵庫県)、五島市(ごとうし|長崎県)、対馬島(つしまじま|長崎県)、沖永良部島(おきのえらぶじま|鹿児島県)5地域それぞれの「おいしい魚食BEST3」「漁師さんが語るおいしい魚の背景」「魚食を盛り上げるユニークな取り組み」「飲食店やECサイト」をご紹介。島ごとに異なる魚食の違いをぜひ見比べてみてください。
「魚を愛する人に聞く 」 では、難関の「日本さかな検定」(通称:とと検)1級に史上最年少の小学5年生で合格した伊藤柚貴くんと、さかな芸人ハットリさんが登場。
柚貴くんには、6歳の頃から食べてきた400種を超える魚食の記録をまとめた『さかな博士の レアうま魚図鑑』(日東書院本社)にも登場する、島々のレアうまなお魚のエピソードを伺いました。
同じく「とと検」1級を持つさかな芸人ハットリさんにも、自主企画「300種類の魚を釣るまで、自分で釣って調理した魚以外食べないチャレンジ」を基にした著書『日本一魚好きな芸人の魚図鑑さかな芸人ハットリが日本一周して出会った魚たち』(KADOKAWA)に登場する島の魚について、たっぷりお話いただきました。
柚貴くん&さかな芸人ハットリさんとのオンライントークも開催します♪
2021年6月6日(日)、伊藤柚貴くんと、さかな芸人ハットリさんをゲストに交え、「おいしい!楽しい!島の魚食図鑑」スペシャルトークライブをオンライン配信します。親子で楽しめる、無料のトークライブ。「島が大好き」「お魚大好き」という方、「魚食嫌いのお子さんがいる」という方にもおすすめします!
「魚食を支える島の仕事人」がリトケイからのQ&Aに回答するガジュ下会議は、紙面からあふれだした記事を、ウェブ版の特設ページにてお届けします。こちらからご覧ください。
定番のインタビューページには、天草諸島(あまくさしょとう|熊本県)の出身で、人気キャラクター「くまモン」プロデュースや映画『おくりびと』脚本など、マルチに活躍する放送作家の小山薫堂さんが登場。5/29に公開した映画『のさりの島』や、ふるさとへの思いを語っていただきました。
島Books欄では、「おいしい!楽しい!島の魚食図鑑」特集に合わせ、「海の幸をおいしく楽しむ」をテーマに、6冊をご紹介。島を深く知る映画や本を紹介する Topic欄では、サンゴの研究や保全に関わる人々を取材したドキュメンタリー映画『セーブ・ザ・リーフ』を紹介します。
島々に暮らす人の思いを伝える「島人コラム」欄は、海と共に生業(なりわい)を営む方々のコラムを掲載。
八丈島(はちじょうじま|東京都)でくさやの製造販売を営む長田さん、いりこの島として知られる浮島(うかしま|山口県)で未利用魚や海藻の商品化に取り組む新村さん、奄美大島(あまみおおしま|鹿児島県)で食堂の運営やブルーツーリズムなど漁港の魅力化に尽力する徳田さん、それぞれの思いをお届けします。
本紙で30人目となる「島々仕事人」は、海と人をつなぐプロデューサー・長谷川琢也さん(ヤフー株式会社)が登場。漁業にまつわる事業を展開する「フィッシャーマン・ジャパン」や、海と海にまつわる人、もの、ことを伝えるメディア『Gyoppy!』など、東日本大震災をきっかけに始まり、10年を迎えた活動の現在を伺いました。
平成22年・平成27年の国勢調査および、直近半年間の人口変動を3カ月ごとに掲載した「有人離島の人口変動」ページにもご注目ください。離島留学や移住の参考にしていただける小学校・中学校・高校の設置状況も島ごとに掲載しています。ウェブ版『ritokei』有人離島一覧にも、同内容を掲載しています(6月上旬更新予定)。
詳しくは『季刊ritokei』35号または、6月初旬より下旬にかけてウェブ版『ritokei』に掲載される特集記事をご覧ください。
ー 特集 ー
おいしい!楽しい!島の魚食図鑑
(※6月初旬より本サイトでも順次公開)
この特集では日本財団「海と日本プロジェクト」とのタイアップで、島々の魚食の魅力をお届けします。
ー おいしい!楽しい!島の魚食図鑑 ー
●リトケイ読者が舌鼓を打ったおいしい島の魚
●リトケイ読者おすすめ おいしい島魚を味わえる飲食店
●5つの離島エリアで現地取材!うちの島のおいしい魚食(伊豆諸島)
●5つの離島エリアで現地取材!うちの島のおいしい魚食(家島諸島)
●5つの離島エリアで現地取材!うちの島のおいしい魚食(対馬島)
●5つの離島エリアで現地取材!うちの島のおいしい魚食(五島市)
●5つの離島エリアで現地取材!うちの島のおいしい魚食(沖永良部島)
●魚を愛する人に聞くPart1 さかな博士・伊藤柚貴くん「魚食は楽しい宝探し♪」
●魚を愛する人に聞くPart2 さかな芸人ハットリさん「島の魚 おいシイラ!!」
ー インタビュー ー
●インタビュー 「丸いたい焼きと島の風」 小山薫堂さん
●島々仕事人 海と人をつなぐプロデューサー・長谷川琢也さん
ー 定番企画 ー
●有人離島の人口変動|島々の人口変動を3カ月毎にチェック!
●島Books|海の幸をおいしく楽しむ
●Topic|映画『セーブ・ザ・リーフ』
●島人コラム|八丈島・浮島・奄美大島
ー ウェブ連動特別企画 ー
●ガジュ下会議「魚食を支える島の仕事人」
【取材協力者および読者の皆さまへ】
新型コロナウイルス感染症防止策として、『季刊ritokei』35号は、多くの取材をオンラインで行いました。オンライン取材や寄稿、アンケート協力などでお力添えくださった皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。
公式設置ポイント Cafe海咲(今治市)
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