【リトケイ、沖縄へ】隠さずに言うとリトケイのメンバーは「つくる」のは得意でもタブロイド紙を「売る」のは初めてでした。
そんなリトケイに仲間入りしたのは元書店員、出版書籍営業の佐藤さん。『季刊リトケイ』を日本中に届ける「メッセンジャー」として、全国にリトケイを広げる活動がはじまりました。祖先がキリンで現在南阿蘇在住。佐藤隊長の活動記録とおすすめ「島本」コラムです。
メッセンジャー活動記、今回は沖縄!
リトケイ、沖縄へ
那覇空港の空の青さに驚きつつ、
『季刊リトケイ』をすでに置いて頂いている、
「市場の古本屋ウララ」さんと
「ジュンク堂書店那覇店」さんへ向かいます。
その道中、嫁から「最新号のクウネルに、
ウララさん載ってるよー!しかもでっかく!」という電話が。
おお、素晴らしい。着いたらその記事、見せてもらおう。
市場の古本屋ウララ
そうそう、「市場の古本屋」という名前が少しひっかかっていて、
市場??と思っていたんだけれど、 行って納得。
おばあちゃんが切り盛りする小さなお土産屋さんや
八百屋さんに混じって、突如現れる「市場の古本屋ウララ」。
これは紛れもなく「市場の古本屋」だ。
『季刊リトケイ』は通路沿いの目立つところに置かれていて、
宇田さんに話を伺うと リトケイをきっかけに
道行くお客さんが足を止め、話が始まることも多いのだとか。
場所柄観光の方も多くいらっしゃるので物珍しいみたい、
とは宇田さんの弁。
その姿を想像してとても嬉しくなりました。うーん、いい絵だ。
その後、編集長と合流し、二人でウララさんを堪能。
昔のレトロな沖縄ガイドブックを大人買いした
ホクホク顔の鯨本さんとお店を後にしたのでありました。
ジュンク堂書店那覇店
続いてはジュンク堂書店那覇店さん。
こちらは着いてびっくり見てびっくり。
『季刊リトケイ』が大きなパネルになっている!?!?
しかも島の形に切り抜かれた画用紙まで。
担当の坂本さんに聞くと、2時間かかって切り抜いたんだとか!
なしてわざわざこんな難しい形の島を…とつぶやくと、
「より島らしい形が良かったので」との返事。
島冥利に尽きますなぁ。
また、沖縄の方は我々が思っているほど
他の島へ行かない&知らないようで、
リトケイのような媒体を通して相互理解につながればいいな、
ともおっしゃっていました。
リトケイでは今後、沖縄特集も予定。
それに向けて沖縄での販売店も増やしていきますので、
楽しみに待っていてくださいね!
#今回の島本!
今回の島本は、「市場の古本屋ウララ」さんで購入した、
『旅する巨人宮本常一 にっぽんの記憶』
(読売新聞西部本社編/みずのわ出版)です。
昭和30年代を中心に山口・九州の地域での足跡・写真を、
現代に再訪するドキュメンタリーで、
ウララさんで目につくところに展開されていたので
つい買ってしまいました。
個人的には、司馬遼太郎の英雄潭も良いのですが、
宮本常一の庶民の歴史を紡いでいく物語の方が、
胸に迫るものを感じます。
みずのわ出版さんは他にも宮本常一関連書を
たくさん出されていますので、
気になった方は是非店頭で探してみて下さい。
以上、メッセンジャー活動記@沖縄でした!
「市場の古本屋ウララ」(WEBサイト)(twitter)
〒900-0013 沖縄県那覇市牧志3-3-1
urarabooks(a)gmail.com
営業時間:11:00-19:00
定休日:火曜日定休
「ジュンク堂書店那覇店」(WEBサイト)
〒900-0013 那覇市牧志1丁目19-29 1F~3F
電話: 098-860-7175 FAX: 098-860-7176
営業時間: 10時~22時
定休日: 6月は無休