つくろう、島の未来

2022年01月18日 火曜日

つくろう、島の未来

有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』36号「島の文化に問う未来」発行

11月25日に有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』36号「島の文化に問う未来」が発行となりました。ウェブでも順次記事を公開していきます。36号の目次や見どころをご紹介します。

日本の島々には素晴らしい文化があります。多様な島の風土と、人の価値観、他地域とのつながりによって、それぞれの島で形づくられてきた独自の文化は、島で生きる人の誇りであり愛着であり、訪れる人に感動を与えます。今号はそんな島の文化を特集します。

有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』36号「島の文化に問う未来」特集ページ

特集冒頭では、「愛しき島文化をSDGsに重ね再考する」をテーマに、リトケイ編集長の鯨本あつこが3人の有識者に取材。50年以上にわたり国内外の島をみつめる研究者の長嶋俊介先生(佐渡島)、鹿児島県最南端の与論島で島の伝統文化を伝える与論民俗村の菊 秀史さん(与論島)、島文化に造詣の深い作家の池澤夏樹さん、三者三様の視点からお話しいただきました。

続いては、読者や地域の方々のご意見をもとに制作したページです。「リトケイ読者が想うなくしたくない島文化」では、大漁旗がたなびく答志島の漁村風景や、五島列島の教会、与那国島の古民家など、島々で撮影された美しい写真に読者のコメントを添えてご紹介。

「島Books 島の文化を知る70冊」では、各地の図書館・私設図書室の司書さんらに島の文化を知るための本を推薦していただきました。書籍や絵本、写真集、町誌や村誌、地元の方により自費出版された郷土資料など一般流通しないものまで、島の本70冊が並び、さながら誌上ライブラリーのようです。

リトケイ編集部ではこの夏「100年後に誇れる島の文化」作文を公募しました。寄せられた応募作の中から、瀬戸内海に浮かぶ大三島で育ったという村上佳苗さんの「祭りに帰る」を全文掲載します。

<お詫びと訂正>
本紙の一部に村上佳苗さんのご出身島が「生口島」と表記されておりますが、正しくは「大三島」になります。誤記によりご迷惑をお掛けしました皆様には、深くお詫び申し上げますとともに、この場を借りて訂正させていただきます。

リトケイ読者にはお馴染みの、島旅のプロも登場します。「都会ではあり得ない!?けれど素晴らしい!島旅エキスパート 斎藤潤さん・松鳥むうさん島文化談義」では、斉藤さんとむうさんが島々を巡る中で出会った、ユニークな生活文化について語っていただきました。ウェブ版リトケイに掲載されているお二人の連載もぜひ併せてご覧ください。

斎藤潤「在りし日の島影」
松鳥むう「島旅是好日」

定番のインタビューページには、作家・エッセイスト・漫画家・イラストレーターとして活躍する、しまおまほさんが登場。ご自身のルーツである奄美と東京を行き交う中で感じること、子ども時代の島にまつわる思い出を語っていただきました。

島々に携わる仕事人の想いを紹介する企画「島々仕事人」には、南の島を中心にしたツアーを販売する南西旅行開発株式会社の内山貴之さんが登場。国際協力の経験を持ち、家業の旅行会社を継承した内山さんが目指す観光の在り方や、島の日常や風土を伝えるウェブメディア運営の取り組みについて伺いました。

平成22年・平成27年の国勢調査および、直近半年間の人口変動を3カ月ごとに掲載した「有人離島の人口変動」ページにもご注目を。離島留学や移住の参考にしていただける小学校・中学校・高校の設置状況も島ごとに掲載しています。ウェブ版『ritokei』有人離島一覧にも、同内容を掲載します(12月上旬更新予定)。

新企画「島Picture」では、「島の空気を感じる」をテーマに選んだ6つのSNSアカウントをご紹介。島を深く知る映画や本を紹介する Topic欄では、加計呂麻島に長期滞在していたイラストレーター・ちゃずさんを追ったドキュメンタリー映画『夫とちょっと離れて島暮らし』を紹介します。

島々に暮らす人々の寄稿コラムを掲載する「島人コラム」欄では、対馬に地域おこし協力隊として移住し、現在は着地型旅行業を営む佐藤雄二さんと、家業である奄美黒糖焼酎の蔵を受け継いだ西平せれなさん、それぞれの想いをお届けします。

詳しくは『季刊ritokei』35号または、6月初旬より下旬にかけてウェブ版『ritokei』に掲載される特集記事をご覧ください。

ー 特集 ー
島の文化に問う未来
(※12月初旬より本サイトでも順次公開)

ー 島の文化に問う未来 ー
愛しき島文化をSDGsに重ね再考する
自立更生の文化は今?
リトケイ読者が想うなくしたくない島文化
島Books 島の文化を知る70冊<利尻島〜壱岐島><姫島(大分県)〜宮古島>
読者の作文「祭りに帰る」村上佳苗
都会ではあり得ない!?けれど素晴らしい!島旅エキスパート 斎藤潤さん・松鳥むうさん島文化談義

ー インタビュー ー
インタビュー「島と東京 過去と現在を行き交う」しまおまほさん
島々仕事人 南西旅行開発株式会社 内山貴之さん

ー 定番企画 ー
有人離島の人口変動|島々の人口変動を3カ月毎にチェック!
寄稿|平田和彦「しまぐに日本の海鳥」学芸員の島づくりチャレンジ―調査地開拓から巡回展示へ
島Picture|島の空気を感じるSNSアカウント
Topic|映画『夫とちょっと離れて島暮らし」
島人コラム|対馬・奄美大島

ー ウェブ連動特別企画 ー
ガジュ下会議 魚食を支える島の仕事人 長崎・西海市の島 江島&平島編


筑波大学附属高等学校(東京都)での『季刊ritokei』35号掲示風景

『季刊ritokei』は全国の公式設置ポイントにて配布・閲覧を行なっています。お近くの公式設置ポイントを一覧からご確認ください。

飲食店や公共施設、企業のオープンスペースなど、誰でも立ち寄れる場所に『季刊ritokei』を無料設置していただけます。設置を希望される施設の方は、こちらをご覧の上、申し込みフォームよりご連絡ください。

また、子どもや青少年の学びを目的とした活動に『季刊ritokei』を無料で毎号お届けしています。ご活用を希望される学校・教育関連施設の方は、「活用方法」「希望部数」「送付先」の情報を添えてお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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