つくろう、島の未来

2024年10月15日 火曜日

つくろう、島の未来

2022年11月にNPO法人離島経済新聞社は沖永良部島・知名町(ちなちょう)と持続可能な地域づくりのための包括連携協定を結びました。今回はそんな知名町にできる新しいサテライトオフィスの入居者募集を兼ねて、知名町の魅力を7つのポイントと物件案内をお届けします。

目次

1.南西諸島のちょうど真ん中「選ばれた人」が渡れる島
2.琉球文化の鹿児島離島で雄大な自然を楽しむ島暮らし
3.「字」という名のパワフル&ユニークな自治コミュニティ
4.持続可能な取り組みも活発な脱炭素先行地域
5.良いものを積極的に吸引!島人気質がなによりの魅力
6.島に新たな働き手を招く空き家活用や広域連携
7.便利なまちなかエリアにサテライトオフィスが誕生
【動画でもっと詳しく】7つの魅力&物件案内

【その1】南西諸島のちょうど真ん中「選ばれた人」が渡れる島

知名町の人口は約5,600人。沖永良部島(おきのえらぶじま|鹿児島県)にはお隣の和泊町(わどまりちょう)と合わせて約1,1万人が暮らしています。空路では那覇・鹿児島・徳之島(とくのしま|鹿児島県)から直行便があり、東京からは飛行機を乗り継ぎで最短5時間!

かつて沖永良部島は「えらで いらばらぬ いらぶじま(選ばれた人しか来れない沖永良部島)」と称されていましたが、慣れてしまえば意外に近くに感じる島なのです。

【その2】琉球文化の鹿児島離島で雄大な自然を楽しむ島暮らし

沖永良部島は鹿児島でありながらも琉球文化が色濃い島。農業や観光が盛んで、農業では日本一早く収穫されるじゃがいも「春一番」や花卉栽培、観光では青々とした海を楽しむマリンアクティビティや東洋一とも称される地下鍾乳洞を楽しむケイビングが人気です。

1日の仕事を終えたあとに島の文化や自然をのんびりと楽しむ……そんな島暮らしはいかがですか?

【その3】「字」という名のパワフル&ユニークな自治コミュニティ

知名町は「字(あざ)」と呼ばれる集落単位の自治コミュニティが活発です。町内の字は21。伝統行事や風習にも字ごとの多様性があり、同じ字の住民同士が連携し、主体的に地域づくりを行う文化が根付いています。

知名町も「子や孫が誇れる持続可能な町づくり」を合言葉に、「21の字の暮らしを大切に、21の未来をつくる」ことを掲げています。字暮らしでは人と人とが支え合う暮らしにどっぷりと浸れます。

【その4】持続可能な取り組みも活発な脱炭素先行地域

自然豊かな知名町は台風の常襲地域にあるため、時折、天候による停電や断水も起こります。そこでエネルギーの地産地消ができるよう、町のあちこちで先進的な取り組みを進めています。

例えば、風力発電により自給したエネルギーで走る電気自動車の設置や、高校生の通学用バイクを電動にする実証実験など。さまざまな取り組みが評価され、2022年には「脱炭素先行地域100」にも選ばれました。

【その5】良いものを積極的に吸引!島人気質がなによりの魅力

知名町の一番の魅力は人。なかでも「良い取り組みには積極的に参加しよう!」という島人の気質は自慢です。知名町では毎朝、ビーチクリーンを行う「うじじきれい団」も活動しており、国内外のメディアにもたくさん登場しました。町内でもたくさんの人たちがビーチクリーン等の取り組みを自主的に行っています。

知名町で過ごす時間は、島のため、皆のために良いものを柔軟に取り入れる人々との交流も魅力なのです。

【その6】島に新たな働き手を招く空き家活用や広域連携

離島・過疎地域で深刻な「働き手の確保」。知名町はユニークな方法で解決を進めています。例えば、繁忙期が異なる北海道の離島・利尻町(りしりちょう)と連携し、北の島と南の島とで季節アルバイト人材が回遊できる仕組みを構築。

そうした季節アルバイトや多拠点居住者、マルチワーカーを積極的に受け入れられるよう、各字が主体的に空き家を整備できる仕組みもつくっています。

【その7】便利なまちなかエリアにサテライトオフィスが誕生!

2023年3月には、町の中心部にほど近く、スポーツや憩いの公園として町民に親しまれている「フローラルパーク」の目の前に新たなサテライトオフィスが誕生します。個室は4部屋あり複数事業者でのシェアも可能。

そのほかにも、「おきえらぶフローラルホテル」に隣接する知名町フローラル館地下1階には個室ブースのテレワークスペースなどが整備され、向かいには2月にオープンしたカフェ・コワーキングを兼ねたコミュニティスペース「entaku(エンタク)」もあり、島の人々との交流も楽しめます。

花粉の飛散もなく、ハブも生息しない島のおだやかな環境に事業拠点をつくりませんか?

【動画でもっと詳しく】7つの魅力&物件案内

知名町にある21の字では、多様なノウハウや新たなアイデアを持った人との交流により、持続可能な島づくりを進めていきたいと考えています。サテライトオフィスは2023年3月までのお申し込みで進出支援金100万円も!詳細は一般社団法人ツギノバ までお問い合わせください。

<問い合わせ先>
一般社団法人ツギノバ
メール:info-entaku@tsuginoba.com
電話:050-8885-9770


▼知名町を知ろう!オススメ情報
●知名町公式ホームページ
●知名町ってどんなとこ?移住者インタビュー/住宅情報/集落マップ(知名町公式ホームページ)
●おきのえらぶ島観光協会
●みんなの拠り所「entaku(エンタク)」

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