つくろう、島の未来

2024年04月23日 火曜日

つくろう、島の未来

有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』34号「 離れていてもつながりあえる 集まれ!島想い」発行

2月22日に有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei』34号「離れていてもつながりあえる 集まれ!島想い」が発行されました。ウェブでも順次記事を公開していきます。34号の目次や見どころをご紹介します。

「人」を表す漢字には「人と人の支え合い」の意味が込められています。
島で暮らす人々は、同じ島の上で生きる人間の数が限られるからこそ、つながりを密にし、支え合いながら生活しています。

つながり支え合える相手は、島の外にもいます。島の物産購入やふるさと納税、クラウドファンディングなど、手が触れられない距離にいても、できることはたくさんあります。

この特集では、「人と島の想い」を軸に、離れていても支え合うことのできる島想いの輪を取材しました。

特集冒頭では、「海にも隔てられない人と人の支え合い」として、佐渡島(さどがしま|新潟県)出身の大学生が休校中の島の後輩たちに向けて始めたオンライン学習指導や、粟島(あわしま|新潟県)で島の生命線である航路を守るため実施されたクラウドファンディング、2020年7月豪雨で痛手を被った獅子島(ししじま|鹿児島県)の養殖事業を再生させたクラウドファンディングなどの事例を解説。

全国10島のクラウドファンディング活用事例や、オンラインで買い物をしながら産地のつくり手と消費者が交流する「産直SNS」を活用する生産者と利用者の声も紹介しています。

特集を読んで「島とつながりたい」と思った読者の皆さんには、リトケイ編集部がおすすめする「離れたままで島とつながるアクション」や、チャート式でチェックする「島とつながる方法」が見つかるページもおすすめです!

定番のインタビューページには、BEGINの比嘉栄昇さんが登場。音楽活動や、ふるさと石垣島(いしがきじま|沖縄県)で暮らすなかで感じる想いなどを語っていただきました。

島々に暮らす人の思いを伝える「島人コラム」欄では、島で飲食店を営む皆さんにご登場いただきました。八丈島(はちじょうじま|東京都)・粭島(すくもじま|山口県)・波照間島(はてるまじま|沖縄県)で郷土料理店や食堂を営む3人が、三者三様の思いを綴っています。

平成22年・平成27年の国勢調査および、直近半年間の人口変動を3カ月ごとに掲載した「有人離島の人口変動」ページにもご注目ください。離島留学や移住の参考にしていただける小学校・中学校・高校の設置状況も島ごとに掲載しています。ウェブ版『ritokei』有人離島一覧にも、同内容を掲載しています(3月上旬更新予定)。

詳しくは『季刊ritokei』34号または、3月初旬より下旬にかけてウェブ版『ritokei』に掲載される特集記事をご覧ください。

ー 特集 ー
離れていてもつながりあえる 集まれ!島想い
(※3月初旬より本サイトでも順次公開)
この特集では「人と島の想い」を軸に、離れていても支え合うことのできる島想いの輪を紹介します。

ー 離れていてもつながりあえる 集まれ!島想い ー
●海にも隔てられない人と人の支え合い
 前編 佐渡島(新潟県)中編 粟島(新潟県)後編 獅子島(鹿児島県)
●クラウドファンディングにみる島のピンチを救う想いとお金
想いのある島をハブに島の住民、出身や、ゆかりの人が支え合うつながり
リトケイ編集部おすすめ。離れたままで島とつながるアクション
楽しもう!離島ビール
お買い物を通じてつながり、支え合える産直SNSの輪
●離れていても島とつながろう!自分にぴったりの「島とつながる方法」セルフチェック!
島と重ねて考える『人口減少社会のデザイン』

ー インタビュー ー
インタビュー 「島にある人生の旨みを歌にして」 BEGIN 比嘉栄昇さん
島々仕事人 一般社団法人離島振興地方創生協会 千野和利さん

ー 定番企画 ー
●有人離島の人口変動|島々の人口変動を3カ月毎にチェック!
寄稿|斎藤潤「在りし日の島影」塩竈市内で唯一残る田んぼは寒風沢島に
島Music+|動画でも楽しめる、島を感じる音楽
Topic|映画『結びの島』
●島人コラム|波照間島粭島八丈島

ー PR ー
●訪問!島から生まれた新商品&新サービス|北木島大根島

【取材協力者および読者の皆さまへ】
新型コロナウイルス感染症防止策として、『季刊ritokei』34号は、多くの取材をオンラインで行いました。オンライン取材や寄稿などでお力添えくださった皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。

離島キッチン日本橋店

『季刊ritokei』は全国の公式設置ポイントにて配布・閲覧を行なっています。お近くの公式設置ポイントは、こちらからご確認ください。

飲食店や公共施設、企業のオープンスペースなど、誰でも立ち寄れる場所に『季刊ritokei』を無料設置していただけます。設置を希望される施設の方は、こちらをご覧の上、申し込みフォームよりご連絡ください。

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