つくろう、島の未来

2025年06月17日 火曜日

つくろう、島の未来

ritokei.comでは、全国の島々の広報誌やローカル誌に掲載された、地域の暮らしや文化が伝わる記事を紹介します。沖永良部島(鹿児島県)の知名町・広報誌「広報ちな」から、島を巣立つ高校生たちを囲む会と、地元高校のエイサー部の卒業公演についての記事をお届けします。


島立ち座談会2025が開催

3月24日、余多字公民館にて一般社団法人シマスキが、この春に島を離れる沖高の卒業生を対象とした「ちばりよー 島立ち座談会2025」を開催しました。当日は卒業生20名と島の先輩ら35名が参加し、島外で始まる新生活への不安や楽しみについて語りました。

卒業生から聞いた不安の中で「友達ができるか心配」が多数を占めており、先輩たちは「サークルに入ったり自分から積極的に話しかけたり、共通点を探すこと」や「島の話し方のなまりや出身地を珍しがって話しかけてくれるから大丈夫」などとアドバイスを行いました。

座談会後は懇親会も開催されシマスキのメンバーが手作りで用意した料理でお腹を満たし、ゆーはらんバンドのライブで終了。座談会に参加した卒業生達は「今回参加してよかった。沖洲会やシマスキの活動にも参加してみたい」と話していました。

卒業生たちの声

音愛さん:
レクレーションなども含んでいて楽しかった。島外での新生活に対する不安がなくなった。また機会があれば参加したい。

伶くん:
島外生活では、いろんな人と出会って、自分の価値観を高めていきたい。沖洲会にも機会があれば参加してみたい。将来、教師として帰ってきたい。

華那さん:
今回、親に参加しておいでと言われての参加だったが、来てよかった。また参加してみたい。

芳人くん:
警察官になるために4月から寮での生活になるが、不安と期待で胸がいっぱい。今回参加してよかった。立派な警察官になり、多くの人を守れる人間になりたい。

菜々美さん:
島外での新生活に対して、具体的なものは出ないがとにかく不安。そんな中で今日参加して少しホッとした。


沖永良部高等学校エイサー部卒業公演~卒業生8名のラストステージ~

3月15日、あしびの郷・ちなにて公演された全国大会常連のエイサー部による有終の美を飾るステージを写真で振り返ります。


南の島の食が魅力的!知名町のふるさと納税返礼品

奄美群島・沖永良部島の西側に位置する知名町のふるさと納税返礼品は、赤土と太陽が育んだ南国フルーツや、日本一早く収穫される新じゃが、シマ桑茶、豊かな海で育ったイセエビ、伝統工芸品、さらには現地での観光体験までバラエティ豊かに揃っています。寄附金の使途は「保健・福祉」「地域活性化」「環境保全・整備」「未来を担う人材育成」などから自由に選択可能です。全国の離島ファンや奄美群島・沖永良部島ゆかりの皆さまにとって、島の食や体験を楽しみながら知名町を応援できる絶好の機会。ぜひ知名町の魅力を存分に体感してください。

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