つくろう、島の未来

2024年11月14日 木曜日

つくろう、島の未来

観光庁は、地方の観光促進を目的に外国人旅行者の誘客を関係省庁が支援する「広域観光周遊ルート形成促進事業」に取り組んでいる。昨年は、北海道から九州まで7地域が認定を受け、各実施主体がモデルコースを策定した。2016年6月14日には新たに4地域を追加。沖縄県の離島地域を対象にした「Be. Okinawa 琉球列島周遊ルート」も認定された。

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2020年へ向けた外国人旅行者の誘客計画

観光庁は、平成28年3月に政府が策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」を踏まえ、地方創生の促進として4月26日~5月18日に広域観光周遊ルート形成計画を追加募集。4地域から応募があり、有識者委員会を経て認定した。

沖縄県は2012年から沖縄の行政・観光事業者・県民が県の本質的な魅力を共有し、海外に発信する「海外市場における沖縄観光ブランド構築事業」を開始。2013年には、官民一体で外国人旅行者の誘客を図る沖縄グローバル観光ブランド「Be. Okinawa」を発表した。同事業はこれまで沖縄本島を中心に観光促進を行ってきた。
今回「Be. Okinawa 琉球列島周遊ルート」が認定を受け、沖縄本島からその先の八重山、宮古、久米島、本島周辺の島々の観光促進にも力を入れていく。

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同ルートを担当する沖縄県文化観光スポーツ部の石川希さんは「今後は、自治体や観光協会、交通機関などで組織する協議会で具体的な観光ルートの策定に取り組みます。平成28年度から平成32年度までの5年計画で取り組む事業となっており、今年度は事業計画の具体化に加えて複数のモデルコースを作成することになっています」と話す。「以前から石垣島(いしがきじま)や宮古島(みやこじま)などには海外の旅行者も訪れていましたが、他島にも行ってもらえるようなルートにしていきたい」(同上)。


【関連サイト】
国土交通省観光庁 報道・会見ページ
4つの広域観光周遊ルート形成計画を新たに認定しました
沖縄県 報道提供資料
「広域観光周遊ルート形成計画」に認定されました。

     

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