つくろう、島の未来

2024年12月08日 日曜日

つくろう、島の未来

5月1日より利尻島(りしりとう|利尻町)と礼文島(れぶんとう|礼文町)にて、北海道共通ポイントカード「EZOCA(エゾカ)」のサービスが各島の提携10店にて一斉スタート。島内で使われたポイント手数料の一部は、離島振興のために島へ還元される仕組みだ。

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「EZOCA(エゾカ)」は、道内の提携500店舗以上で利用できる北海道共通のポイントカード。

提携店舗での買い物やサービス利用時にポイントが加算され、貯まったポイントは100ポイント100円換算で、買い物時の利用や、提携店舗で使用できる商品券への交換ができる。

運営主体は、北海道のドラッグストアチェーン「サッポロドラッグストアー(サツドラ)」を展開するサツドラホールディングス株式会社のグループ企業、株式会社リージョナルマーケティングだ。

ポイント手数料の一部は島の振興事業に活用

利尻島と礼文島では、2015年よりサツドラ利尻店のみで提携を開始していたが、5月1日からは利尻島3店舗、礼文島7店舗の合計10店舗での利用が可能となる。

各島で発行・利用されたポイント手数料の一部は、事務局になっている島内の団体に還元される仕組み。利尻島の事務局「利尻EZOCA会」は、NPO法人利尻ふる里・しまづくりセンターが担い、「礼文島EZOCA会」は礼文町商工会青年部有志が担当する。

還元された資金は、島内で開かれるイベントなど、地域振興に活用されるという。

利尻町EZOCA会のNPO法人利尻ふる里・島づくりセンターで代表を務める小坂実さんは、「利尻島は現時点では3店舗に留まっていますが、この制度の趣旨や目的を十分に理解していただくために、引き続き、説明会や相談会を積極的に開催し、提携店舗を増やしていきたい。提携店舗や利用者の増加で、地域経済の発展につながれば」と期待を語る。


【関連サイト】

エゾクラブポイントカード「EZOCA(エゾカ)」
(サツドラホームページ内)

     

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