つくろう、島の未来

2022年12月06日 火曜日

つくろう、島の未来

島旅の途中に起こりやすい困りごとのひとつに「お支払い」問題があります。小さな島では「金融機関が少ない」「24時間のATMがない」ことも当たり前。旅慣れた人には「十分な現金を持ち歩く」という人も多い一方、「予定が変わってお金が必要になった」「アクティビティの最中は現金が心配」といった困りごともつきものです。

そこで期待されるのがキャッシュレス決済。クレジットカードやICカード、QRコードなどを使ってお支払いできれば、より身軽で安心な島旅ができるはず。

この記事では、キャッシュレス決済が広がりつつある東京の島々で、どれほど身軽な旅ができるのかを、東京11島の魅力を伝えるウェブメディア『東京都離島区』編集部がレポートします。

取材・東京都離島区

※この記事は、公益財団法人東京観光財団「令和4年度 キャッシュレスを活用した島しょ地域誘客促進事業キャンペーン」の広告記事です。

東京の島旅がどれほど身軽にできるのか?いざキャッシュレス島旅へ

こんにちは。東京諸島に関わる人・ライフスタイル・カルチャーをベースにソーシャルグッドな動きをお届けしているWEBメディア『東京都離島区』です。

この記事では、現金を使わないキャッシュレス決済でいかに身軽な島旅ができるか? という「キャッシュレス島旅」を、『東京都離島区』編集メンバーと仲間たちがご案内。第3回目は、新島へ出発です。

新島ってどんな島?

新島は東京から南に約150kmに位置し、アクセスは調布飛行場から約40分の空路と、ジェット船で約2時間20分、フェリーで約8時間30分の航路があります。

白砂のビーチがまぶしい新島は、黒潮の影響により海洋性の温暖な気候に恵まれ、島全体が「コーガ石」と呼ばれる黒雲母流紋岩(くろうんもりゅうもんがん)の溶岩からなる白い石でできています。

世界中で新島とイタリアのリパリ島でしか採れない貴重なコーガ石は、耐火性と断熱効果が高く、島では昔から家屋等の建材に使われてきました。

コーガ石造りの家が立ち並ぶ町並みは、独特の風情を醸し出しています

東海岸を中心にサーフポイントが点在する新島では、サーフィンの世界大会も開かれ、国内外のサーファーからも注目を集めています。中でも羽伏浦海岸は、あまりの美しさに言葉を失う人が続出する絶景スポットです。

羽伏浦海岸は白砂とミルキーブルーの美しい海岸線が約7kmに渡って続くロングビーチ

『キャッシュレス島旅 in 新島』の行程と案内人

今回の旅は『東京都離島区』編集部の2人と、新島出身の動画クリエイター、新島に魅了されたクリエイターの総勢4名でご案内します。


ぬま(動画クリエイター)
中学校教員、青年海外協力隊(モルディブ体育隊員)、学童指導員を経て、2021年に新島へUターン。『NUMAFILMS』という屋号で事業を展開。「笑顔」を切り口に、「心・物語・現実」の3つのポリシーのもと動画や写真を生み出している。『新島スタジオなかにわ』の代表もつとめている。地元ならではの目線で新島を案内する。新島でno.1の巨人でありながら、心は素直で少年のようなピュアな感性の持ち主。


あかねん(石彫家)
石を愛する女、あかねんこと石川茜。新島での旅行をキッカケに、新島とコーガ石に惚れ込んでしまう。縁あって『新島スタジオなかにわ』の立ち上げメンバーになり、約1年間の千葉と新島の2拠点生活中。今後は本格的に新島滞在の比重を高め、彫刻をはじめとした制作活動を行っていく予定。都市に住む視点と、移住者としての視点の両面から新島を案内する。


いと〜まん(東京都離島区の旗ふり役)
東京諸島の流人。幼少から伊豆大島→父島→八丈島と流れ育つ。2016年から三宅島を拠点に事業をスタート。2022年からは、ばっちと共に株式会社TIAMを立ち上げ、東京諸島に散らばる宝探しの冒険をしている。東京の島々で住所不定職業不定の多拠点生活。ワイルドかつ繊細タイプ。


ばっち(東京都離島区の編集長)
2010年に伊豆大島に移住。商工会職員としてのキャリアを積みながらも、2011年に伊豆大島の情報サイト「伊豆大島ナビ」を立ち上げ。コンテンツ運営を行いながら企画や事業の拡張を続けている。現在はトウオンデザインというデザイン事務所を営む傍ら、いと〜まんと合流し『東京都離島区』の編集長を務める。器用な楽天家タイプ。

ジェット船に乗り込み、いざ新島へ!

今回は浜松町にある竹芝桟橋からジェット船に乗り込み、途中に停泊する伊豆大島や利島もちらっと眺めつつ、約2時間20分で新島に到着。

新島での島内移動は、宿泊施設や商業施設のまとまっている本村地区ではレンタル自転車がおすすめ。展望台や若郷地区への観光は、レンタカーやレンタルバイクを利用する必要があります。

ジェット船を運航する東海汽船でもチケット購入時にキャッシュレス決済が可能

電動!感動!キックボードで島内移動を楽しむ

最初に向かったのは、自動車整備やレンタカーの貸し出し事業を行う「小久保自動車株式会社」。最近は電動キックボードのレンタルを始めたそうで、さっそく、電動キックボードを借りに行きました!

はじめに乗り方を丁寧にレクチャーしてくれます
キックボードの利用料もキャッシュレスでお支払い

原動機付自転車に分類される電動キックボードは、ヘルメットの着用が義務。しっかり着用して、いざ出発!

まず向かったのは、コーガ石を愛するあかねんの一押しの「石の動物園」。ゾウ、ライオン、猿など動物たちの石像が並び、滑り台やアスレチックなどもあって子どもたちにも人気のスポット。コーガ石でできた動物たちが、じっとあなたを待ち続けています。

海岸沿いもスイスイと
3人で立ち上げた「新島スタジオなかにわ」

続いて、前浜海岸沿いをドライブ。途中、ぬま・あかねん・いと〜まんが、コーガ石の物件を保全しつつ、クリエイターの制作滞在拠点として立ち上げた「新島スタジオなかにわ」にも立ち寄りました。島の魂とも呼べるコーガ石。そんなコーガ石でできた物件が立ち並ぶ一方で、整備されず壊された家も少なくない島の現状も垣間見ました。

和菓子屋カフェで、ほっと一息

島内ドライブの休憩に立ち寄ったのは、1913年創業の老舗和菓子屋・紅谷が運営する「CAFE BENI」。和菓子屋とカフェが合体した店舗に、豊富な商品が並びます。どら焼きや日本茶など、和菓子屋ならではのメニューも。

和菓子以外のホットドッグなどの軽食メニューやドリンクも豊富。お支払いはスマホのQR決済でサクッと
深みのある味わいのあんこ練乳のかき氷
人気のどら焼き&ドリンクセット、マンゴーフロートもいただき、活力チャージ完了!

ワーケーションにもおすすめなお宿「Hostel NABLA」へ

一通り新島観光を堪能したところで、今夜の宿「Hostel NABLA」にチェックイン!支払いはキャッシュレスで楽々決済。管理人の宮川隼人さんが、ホスピタリティ溢れる接客で、温かく迎えてくださいました。

宮川さんは新島出身。地元ならではのスポットや観光案内は達人レベル

オーナーのこだわりが散りばめられた館内は居心地抜群。宿泊者が使えるキッチンでは自炊もでき、広々としたラウンジにはデスクやカウンターも。滞在型のワーケーションにもぴったりです。

カフェ・バースペースが併設されたロビーフロア
ソファでゆったりくつろげる共有エリア

正面の壁に飾られているのは、以前スタッフとして働いていた作家の湯本コウスケさんが、新島を離れる際に寄贈した『空と海と砂浜と』という三部作。宿としての機能はもちろん、さまざまな人々がこの場所を通して自らの糧を得ていく、そんな場所としても存在しています。

夜ごはんは「栄寿司」で島の味覚を堪能

夕食は、宿から徒歩3分ほどにあり、キャッシュレス決済が可能な「栄寿司」へ。

店のたたずまいからして美味いことが伝わってきます
郷土料理「島寿司」はワサビではなくカラシでいただきます

生ビールと島焼酎「羽伏浦」のソーダ割りで乾杯し、東京の島々の郷土料理「島寿司」で腹ごしらえ。島で獲れた新鮮な魚を醤油ベースのタレに漬け込み、ワサビではなくカラシでいただくお寿司です。今回のネタは、式根島で行っている養殖マダイ!美味でした。

お待ちかねのクサヤ!
島寿司ラスト!

お次は「待っていました!」新島といえばクサヤ。ちぎりクサヤをいただきます。ぬまのこの表情が全てを物語ります。島外から島に通っているあかねんも、すっかりクサヤのファンになっているようです。

おっと、気が付けば、島寿司はラスト1つの奪い合い。「遠慮の塊」なんて文化を打ち崩すほどの美味さでした。

お土産に「宮原酒造」で島唯一のスピリッツをゲット

「酒屋の宮原」ではキャッシュレスで購入可能
代表の宮原淳さん

翌日は、新島で唯一焼酎を製造する「宮原酒造」へ。創業1926年の老舗で、昨晩の栄寿司でいただいた、島焼酎「羽伏浦」などを製造しています。同社の販売店「酒屋の宮原」に伺いました。店内には島酒がズラリと並び、大迫力。

老舗でありながら、新作焼酎やラベルの刷新など進化を続ける宮原さん。約160年の歴史を持ち東京諸島の魂とも呼べる「東京島酒」を守り繋いでいくために、『東京七島酒造組合』のメンバーとしても活動されています。

【結果】新島でもキャッシュレスで島旅を堪能できました!

八丈島・伊豆大島でのキャッシュレス旅に続き、今回は新島でもキャッシュレスの利用をメインに島旅を十分に楽しめることが実感できました。

お財布からお札やら小銭やらを数えて出す手間や煩わしさもなく、旅先で遭遇するワクワク体験に集中できるのは、いいことだらけ。

キャッシュレスさえあれば、旅先へ大金を持っていく不安も、見知らぬ土地でATMを探す不便さともおさらばです。

しかしながら、思わぬイレギュラーがあるのも島旅あるある。

例えば

・インターネット回線が不安定で端末が正常に機能しない
・キャッシュレス決済できるお店が臨時休業
・ネットに記載されていた情報と実態が異なる

など、キャッシュレスが利用できない場合もあるので、

・事前にお店の人に「キャッシュレスが使えるか」尋ねる
・多少の現金は持っておく

と安心です。

南北に細長い新島は集落が島の中央に集中しているので、移動は自転車や今回の旅で利用した電動キックボードのようなライトなスタイルでも十分に楽しめる島です。美しい海岸風景や、島内に点在するコーガ石の建造物やモヤイ像など、1泊2日では紹介しきれない見どころ溢れる新島。カメラ片手の散策も楽しいですよ。さて、次はどの東京の島へ行こうかな。

島旅をもっと便利に、もっと楽しく♪
東京11島の魅力満載!
キャッシュレス決済利用促進キャンペーン開催中!

2022年9月26日(月)~2022年12月4日(日)の期間中、東京11島の島旅でキャッシュレス決済を利用すると、抽選で1,000名様に魅⼒満載の賞品が当たるキャンペーンを実施しています。この機会にぜひ、身軽な旅を体験ください。
詳細はキャンペーンサイトをご覧ください(https://tokyoislands-cp.jp/

<応募対象>
期間中に東京島しょ地域11島(大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島、父島、母島)のキャンペーン協力店舗にて、キャッシュレス決済(クレジットカードやQRコード決済、交通系など、キャッシュレスブランドは問いません)をし応募券を受け取った旅行者(島しょ地域在住者を除く)

<東京11島の事業者の皆さま>
キャンペーンへの参加希望やご質問は専用フリーダイヤル(0120-683-172)までお問い合わせください。

離島経済新聞 目次

身軽にめぐる東京島旅のススメ

たのしい島旅で起こりがちな「お支払い」問題。「金融機関が少ない」「24時間のATMがない」という島旅に、近年期待されるのがキャッシュレス決済です。クレジットカードやICカード、QRコードなどを使ってどれほど身軽に旅ができるのか? キャッシュレス決済が広がりつつある東京の島々を、ウェブメディア『東京都離島区』編集部がレポートします。

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