つくろう、島の未来

2020年05月29日 金曜日

奄美群島(あまみぐんとう|鹿児島県)のみで製造が許可される島酒「奄美黒糖焼酎」をしっかり学び「語り部」となれる「奄美黒糖焼酎語り部(かたりべ)」の無料養成講座が開講します。

※2014年1月8日をもちまして、定員に達しましたので受付を締切らせていただきました。  たくさんのご応募ありがとうございました。

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■奄美黒糖焼酎を知り、語ることのできる「語り部」養成講座開講

九州の南に浮かぶ奄美群島は、奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島などからなる島々です。亜熱帯気候に属する暖かな気候のもとサンゴ礁も生息。ダイビングやサーフィンなど、マリンレジャーを楽しむファンはもちろん、島唄や島のグルメを楽しむ来島者も多くいます。

鹿児島県に属しながら琉球文化の影響も受けてきた歴史から、島ごとに異なる個性的な方言や芸能など、多様な文化が息づいています。個性豊かな島々ではそれぞれ「奄美黒糖焼酎」が製造されています。

サトウキビを主原料とする奄美黒糖焼酎は現在、酒税法の通達により奄美群島のみで生産が許される島酒です。今回開催される「奄美黒糖焼酎語り部」養成講座は、奄美黒糖焼酎を知り、語ることのできる「語り部」を養成する無料講座です。

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■ただ美味しいだけではない。奄美黒糖焼酎の歴史や奥深さ

16世紀中頃から焼酎の製造をしていたといわれる奄美群島。17世紀初頭に奄美大島の直川智(すなおかわち)翁という人物が、台風で中国に漂着した際にサトウキビの栽培技術と黒糖の製造法を会得し、奄美の島々に広めたとされています。

奄美群島の焼酎づくりは、幕末の薩摩藩士である名越左源太らが書いた『南島雑話』(1850~1855年)にも記録があり、甘藷(かんしょ)・栗・米・椎の実などの原料を用いて焼酎づくりが行われていたことや、サトウキビの汁でつくった「留汁(とめじる)焼酎」についての記述も残りますが、薩摩藩による統治時代には、黒糖を原料に使うことが許されず、薩摩藩の支配が終わると本格的に黒糖焼酎がつくられるようになりました。

戦後、奄美群島は8年間、米国の統治下に置かれ今年で日本復帰60周年を迎えます。奄美黒糖焼酎は、日本復帰時に酒税法の特別通達により米麹を使用することを条件に奄美群島内のみで製造することが認められたもの。島の歴史とともに歩んできた島酒なのです。

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■知れば知るほど楽しい、個性豊かな奄美の島々

奄美黒糖焼酎は現在、奄美群島内27の酒造でつくられています。個性豊かな焼酎をつくる島々の個性もまた、魅力のひとつです。

奄美大島(あまみおおしま|鹿児島県)は日本の離島でも5番目に大きな島。北部にはウミガメの産卵が行われる美しい砂浜、中部には天然の亜熱帯広葉樹が生い茂る金作原(きんさくばる)原生林が広がり、イタジイやタブノキといった樹木、巨大なヒカゲヘゴなどのシダ類に加え、ルリカケスやオオトラツグミ、アマミノクロウサギといった稀少な動物たちが暮らしています。

奄美群島最東端の喜界島(きかいじま|鹿児島県)はサンゴ礁が隆起してできた島です。花良治(けらじ)みかんや喜界島みかん、タンカンなどの柑橘類、パパイヤやマンゴーなどの南国フルーツの生産が盛んな島ですが、白ゴマの生産量においては、なんと国内1位を誇ります。

闘牛が有名な徳之島(とくのしま|鹿児島県)では、年に20回ほど闘牛大会が開催され、会期中は島内全体が熱気に包まれます。標高533mの天城岳を望む天城町では、毎年小学生から大人まで参加できるトライアスロン大会も行われています。

沖永良部島(おきのえらぶじま|鹿児島県)は、喜界島やヨロン島と同様にサンゴ礁が隆起してできた島。地下に多数の鍾乳洞を有し、近年発見された「大山水鏡洞」は全長約10kmと、国内2位の規模を誇っています。

鹿児島最南端の与論島(よろんじま)は沖縄本島からわずか23km。島の南から沖縄本島最北端の辺戸岬が望めるほどの距離にあります。島では焼酎をまわし飲む「与論献奉(よろんけんぽう)」と呼ばれるユニークな方法で、お酒が楽しまれています。

奄美群島5島にある27蔵では、代表銘柄18種類、約170銘柄がつくられています。最近は和製ラムとしても親しまれ、若い女性にも人気の高い黒糖焼酎。ただ味わうだけでなく、一歩深く知り、語ることのできる「奄美黒糖焼酎語り部」に、ご興味のある方はぜひチャレンジください。

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【「奄美黒糖焼酎語り部」養成講座開催概要】

開催日時:2014年3月2日(日)9:00~17:40

開催場所:東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿ビル3号館2F

受講料:無料

募集定員:30名 ※定員になり次第締切り

受講資格:満20歳以上で奄美黒糖焼酎について学ぶ意欲のある方

試験内容:講座テキストの範囲から40問の択一試験及び芋・麦・黒糖のテイスティング試験を実施し、択一試験が28問以上の正解及びテイスティング試験は3品目が正解の場合を合格として、認定証及び認定カードを交付します。なお、択一試験が28問以下の場合は、テイスティング試験が3品目正解でも不合格となります。

合格通知:合格者には2014年3月20日までに認定証及び認定カードを送付します。

申込方法:①受講希望者は、適宜の用紙に住所・氏名・年齢・性別・電話番号(携帯可)を記入して、下記までファックス又はメールで申込んでください。
※任意で結構ですので、今後の黒糖焼酎のイベントに対する情報提供を必要かどうかも記入してください。
FAX:0997-52-0615  メール: kokutou-m@seagreen.ocn.ne.jp
②募集締切り後に講座テキスト及び受講票を送付します。
③受講票に必要事項を記入の上、6ヶ月以内に撮影した縦3㎝×横2.5㎝の脱帽の顔写真を貼付して、受講当日にテキスト・受講票・筆記用具を必ず持参してください。

募集締切:2014年1月10日(金)
※2014年1月8日をもちまして、定員に達しましたので受付を締切らせていただきました。
 たくさんのご応募ありがとうございました。

時間割:
9:00~9:50 受付・開会
9:50~10:40 酒税法・製造
10:50~11:40 歴史・文化
11:40~13:00 昼食・休憩
13:00~13:50 製品知識・商標
13:50~14:20 休憩・自主学習   
14:20~15:10 択一試験
15:20~15:40 テイスティング講習
16:00~16:20 テイスティング試験
16:20~16:40 事務連絡
16:40~17:40 試飲会

【お申込先・お問合せ先】
〒894-0026 鹿児島県奄美市名瀬港町15-1
鹿児島県酒造組合奄美支部「奄美黒糖焼酎語り部」養成講座係
TEL:0997-52-0611・FAX:0997-52-0615
MAIL: kokutou-m@seagreen.ocn.ne.jp
公式HP:http://www1.ocn.ne.jp/~kokutyu/

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