つくろう、島の未来

2024年03月28日 木曜日

つくろう、島の未来

「リトルコミュニティの経済学」ゲスト講師⑤事業ブロデューサー 江副直樹さん。「世界のほとんどは田舎で、東京はものすごく特殊なローカル。そうすると大半の田舎を元気にするのが早いのではないか?」という江副直樹さんは、福岡県と大分県の県境にある小さな村を拠点に活動にプロデューサー業を営んでいます。

【第5回】事業プロデューサー 江副直樹氏

「世界のほとんどは田舎で、東京はものすごく特殊なローカル。そうすると大半の田舎を元気にするのが早いのではないか?」という江副直樹さんは、福岡県と大分県の県境にある小さな村を拠点に活動にプロデューサー業を営んでいます。

総合プロデューサーとして参画される福岡15市町村の雇用創出事業「九州ちくご元気計画」では「地方には地方の未来がある」とし「雇用の前段である商売繁盛を刺激することで、結果に結びつける。商品開発、広報戦略、空間整備まで、デザインを積極的に導入し、成果を挙げる」(サイトより抜粋)ことを目的に地域に暮らす人々と一緒に「売れる商品」をつくっています。

最近は福岡県にある人口約8000人の小さな自治体の総合プロデュースもスタートしたという江副さんは、ご自身のブログでも「やる以上はもちろん成果を出す。小さいことのメリットを最大限に活かした独自戦略を編んでいきたい」と。

行政による事業を「勉強会」に終わることなく「商売繁盛」につなげる。江副さんとの打ち合わせ時に、いわゆる地域活性と呼ばれる事業のゴールとは何でしょうか?と聞くと、「地域に”誇り”が生まれることですね」と教えてくださいました。

「今あるものを磨いたり、元気にしたりするのが大事だろう」という江副さんには、田舎が誇りを保ちながら営み続けていく方法と考え方を伺いたいと思います。

江副さん関連情報 >>
「九州ちくご元気計画」
関連書『ちくごの手仕事』


【第5回】 2013年3月23日(土)13:30~17:00
「田舎が誇りを保ちながら営み続けていく方法と考え方」
ブンボ株式会社 代表 プロデューサー 江副直樹氏

1956年1月1日佐賀生まれ。西南学院大学法学部中退後、米穀店店員、工場 作業員、釣り雑誌編集者、コピーライター等を経て、商品開発と広報計画を 柱とする事業プロデュースの会社、有限会社ブンボ設立。農業、商業、工 業、観光、地域活性など多様な分野での事業戦略提案と実現を担当。2000 年から福岡県朝倉郡東峰村在住。「九州ちくご元気計画」総合プロデュー サー。淡路島「はたらくカタチ研究島プロジェクト」スーパーバイザー。 ブンボ株式会社 >> http://bunbo.jp/


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お申し込みはこちら >> http://ritolabo4.peatix.com/

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