つくろう、島の未来

2022年10月06日 木曜日

つくろう、島の未来

【なぜに被災地へ? 】東京から南に1000kmの小笠原諸島・父島でウクレレ弾き兼ポストマンとして活躍のホマレさん 。連載コラムでもおなじみのホマレさんは年に1度は本土へライブツアーへ出掛けるのがライフワークです。今年3月、昨年の震災で甚大な被害をうけた石巻へライブツアーへ行ったホマレさんの特別ルポです。

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[1]なぜに被災地へ?

う~~~~~~ん、
う~~~~~~ん・・・。
今回から、「ほぉ・まり・まり」なコラムはちょいとお休みして!
宮城県・石巻でのウクレレライブツアーの様子を全9回に渡り報告したいと思います。

でっ、冒頭の唸り声は何かと言うと、
“これまで「島を巡るツアー」ばっかりやってる僕が、
何故に石巻でライブをすることになったのか?”
という、その経緯をどうしたらシンプルに皆さんへ説明できるのか。
両手で頭抱えての呻き声なのでした!?
あしからず・・・。

震災以降、僕がやってきたこと

昨年3.11に大変なことが起こり、僕も、多くの人がそうだったように、
何か動かなければと考えました。
その直後の被災地では、誰でも良いから人手が欲しい状況だという話が耳に入ってきました。
しかし、これもまた僕も多くの人と同じく
「自分が瓦礫の撤去に行っても足手纏いになるだけ」と考えました。

悩んだのち僕が取った行動は、小笠原土産として生産している、
自社のTシャツ・タオルのありったけを被災地に送ることでした。
その数個のダンボール箱は友人からその友人の手へと渡り、
最終的に「気仙沼のサーファーに届けたよ」との連絡がありました。

人間って不思議なもの。
できそうにないこと、うまく行くはずがないように思えること、
それが例え自分の力量でなくてもクリアできてしまうと
「次」ってページをめくってしまう!

その後は被災地支援のチャリティライブに参加したり、
いろんな支援方法を考えたりと試行錯誤の日々。
中にはいざ行動へ移すときになり、自分にはどうしてもその行為が
被災地に役立つとは思えず、間際になってキャンセルし、
ご迷惑をお掛けするという本末転倒なこともしてしまいました。

そうこうしている間にも時は経ち、支援の形態も変わってきたと耳にし、
それならばと、ウクレレ背負ってできることを考えるようになりました。

さっそく僕はドレッドヘアーの友人、アーティストAKIRAへメールしました。
「僕に何ができる?」と。
すると速攻の返信。
「フジコちゃんへ連絡取りな!」。

気後れした僕が数日後にフジコちゃんと呼ばれる人物に電話したところ、
「ああホマレちゃん!どんな環境でもライブできる?」と即答。

そうしてようやく一年が経った今、
被災地・石巻へウクレレ行脚の旅に出ることとなったのです。

しかし、事前に分かっている情報はというと
“「スマイル・シード」って団体が僕を迎え入れてくれる”という事、ただそれのみ!
そんでフジコちゃんって、一体何者なにょ~~~~???

・・・ 第2回に続く。

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