つくろう、島の未来

2024年10月10日 木曜日

つくろう、島の未来

こんにちは、離島経済新聞社の松本です。リトケイ編集部の日々のできごとや、自分が今までに訪れた島の事などを書いていきます。

こんにちは、新入社員の松本です。
4月第2週も終わり、ようやく毎朝の通勤にもなれてきました。今週は雨の日が多く、東京の桜の花はすっかり散ってしまいました…。

家から持ってきたサラダとバナナ、オフィスで炊いたご飯、缶入りレトルトカレー。

本日のインスタントな昼食です。ゆくゆくは夕食の残りを持って来たり、オフィスで料理したいなあと思っています。

さて話は変わりますが、みなさんトカラ列島を知っていますか?
鹿児島県にあるトカラ列島は、屋久島と奄美大島の間に点在する有人島7島・無人島5島の島々のこと。トカラ列島は行政区としては十島村で、その行政区域が南北約160キロメートルに及ぶことから日本一長い村と言われています。また、生物地理上の重要な境界線である渡瀬線が悪石島と小宝島の間を通っていて、この地域を北限あるいは南限とする動植物が多く見られる興味深い地域です。

大学2年生になる前の春休み。
「トカラ列島」という名前を聞いた僕は、そこは日本なのかという疑問と興味にかられ、行ってみることにしました。

鹿児島港から片道約7時間、週に2便しかない「フェリーとしま」で中之島に着くと、港では荷役の人たちがフォークリフトを操り、フェリーから降ろされるコンテナを次々と運搬。見ていて飽きません。島には御岳という山があって、温泉が湧いていて、山の中には底なし沼があって、当然ですが、島は海に囲まれていて、まず自然に圧倒されました。

ヤルセのセリ岬というところ。絶壁になっていてその先の海が青い(中之島)

(短期間の滞在だったのでそう感じたのかもしれませんが)大自然に囲まれた島の中で、日々楽しそうに生活する島の人も印象的でした。島に住んでいる人にとっては、フェリーが週に2回しか来ないことは当たり前で、一方、ぼくが通勤で使っている埼京線は5分に1本のペースで電車が来るのに、走ってでも先の電車に乗ろうとしてしまう…。いつでも移動手段があることはとても便利だけれど、ないならそれに合わせた生活ができるはずで、島に行くといつもそう思います。

そんなこんなで少々長くなりましたが、現在、リトケイ編集部は5月下旬発行の『季刊リトケイ』13号に向けて、本格的に動き始めたところです。みなさんのところへお届けできるのはもう少し先となりますが、楽しみにお待ちください!

(松本)

     

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