つくろう、島の未来

2024年12月07日 土曜日

つくろう、島の未来

こんにちは。大変ご無沙汰しております。離島経済新聞社の松本です。昨年、リトケイに入社してから早くも1年が過ぎました……。今や新入社員を名乗るわけにはいかず、新入社員改め、新人松本として日記を更新してまいります。久しぶりの今回は、最近行った島のことを写真多めで紹介したいと思います。

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リトケイの元インターン生が暮らす東京・三宅島へ。

GW中の5月1日から5日間、東京の三宅島(みやけじま)へ。きっかけは昨年、リトケイでインターンをしていた八丈島(はちじょうじま)出身の伊藤奨くんからのお誘いでした。

伊藤くんは昨年3月に仲間と一緒に「@アイランド(アットアイランド)」という組織を立ち上げ、東京島しょでの地域教育を仕事にしようと活動しています。今年4月には三宅島に移住し、着々と準備を進めています。

そんな伊藤くんたち@アイランドが、三宅島での地域教育を始めていくにあたり、島外の人にも島暮らしを体験してもらおうと企画したのが「GWプレプレ島暮らし体験 in 三宅島」というツアー。今回はプレのプレということで、@アイランドのメンバーと面識のある社会人や大学生5人が参加しました。

東京の竹芝港を22時30分に出発する大型客船に乗って三宅島へ。到着は翌朝5時00分、島の朝はとても早いです。三宅島に行く方法は1日1便の大型客船のほかに、調布飛行場との間を結ぶ飛行機や、伊豆諸島間を結んでいるヘリコプター「愛らんどシャトル」などがあります。

三宅島の島影

早朝5時前、三宅島の島影

三宅島は周囲55.44平方キロメートル、人口2,535人(2016年4月1日現在)の島。2000年に発生した雄山の噴火では全島避難となりました。

島に到着してまず向かったのは、@アイランドの活動拠点である「島感舎(とうかんしゃ)」。早朝の到着だったので、朝食を食べてひとまず休憩。

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  • 島感舎

@アイランドの活動拠点「島感舎」

昼食を食べて、午後は、三宅島に5つある地区の1つ、伊ヶ谷(いがや)地区の大船渡海水浴場でSUPや飛び込みなどのマリンスポーツを体験。また、@アイランドのメンバーの1人で、三宅島出身の穴原航太郎くんのお父さんで、天草(てんぐさ)漁師をしている甲一郎さんの船に乗せてもらい、海から島を眺めました。

  • 船から見る三宅島の地層
  • こういちろうさんの案内

甲一郎さんに地層のことや噴火によって発生した噴出物の様子などを教えてもらいました

その後、海で漁獲可能な貝を採り、畑で明日葉をはじめとした野菜類を収穫。参加者全員で食材の収穫から調理、そして食卓を囲んでいただくということが、東京で1人暮らしを始めた自分にとっては非日常なひとときでした。

  • 明日葉畑へ
  • 収穫した明日葉

@アイランドのメンバーがお世話になっている方の畑へ行き、明日葉の新芽を収穫

食卓

明日葉のてんぷらをはじめ、とても豪華な食卓に!

今回のツアーに参加したメンバーはみんな島が好きで、高校時代を島で過ごした人もいたので、とても濃く充実した初日でした。(後半に続きます)

     

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