福岡市内から空路や海路で直行できる5つの島と福岡市が連携する「Re島プロジェクト」が、今年7月に公開された。
同プロジェクトで肩を並べる島々は壱岐島(いきのしま|長崎県壱岐市)、対馬島(つしまじま|長崎県対馬市)、五島列島(長崎県五島市、新上五島町)、屋久島(やくしま|鹿児島県屋久島町)の3市2町。平成27年度地方創生加速化交付金をもとに、今年4月に発足した福岡市・九州離島広域連携事業の一環として、アジアの玄関口である福岡市をハブに、離島地域への周遊促進や、地域経済活性化、移住定住促進が図られる。
福岡市には年間約1,400万人の観光客が訪れる。そこから1時間程度でアクセスできる利便性をPRしながら、共同PRを行うことで各島の個性を際立たせることもプロジェクトの狙いだ。
屋久島でプロジェクトを担当する屋久島町商工観光課の長井久さんは「まずは福岡から屋久島まで、わずか60分で行ける飛行機の直行便があることを、福岡や福岡周辺にお住まいの方や、福岡を訪れる皆さんに知っていただきたい。そして島へお越しいただき、屋久島ならではの魅力にふれていただきたい」と期待する。
7月18日には福岡市内でキックオフイベントが催され、公式サイト「Re島Channel(りとうチャンネル)」では、各島の地元住民が登場するPR動画を配信。ニーズにあわせた旅行プランも案内される。
https://youtu.be/mczRPw294R0
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Re島Channel(りとうチャンネル)