2020年に島のクラフトビールセット「離島ブルワリー応援セット」を発売した「オトモニ」代表の金澤俊昌さんと、島々のビール情報ウェブサイト『離島びーる倶楽部』を運営する、しま彦さんにお話を伺いました。
※この記事は『季刊ritokei』34号(2021年2月発行号)掲載記事です。フリーペーパー版は全国の設置ポイントにてご覧いただけます。
meuron株式会社 CEO
金澤俊昌(かなざわ・としまさ)さん
クラフトビール飲み比べ定期便サービス「オトモニ」を運営。AIやオンラインを活用したサービスを提供する。
Twitter ID:@otom0ni
離島びーる倶楽部
しま彦さん
全国の島々のクラフトビール情報サイト『離島びーる倶楽部』を運営、島々を巡り取材を進めている。
Twitter ID:@island_beer
「離島ブルワリー応援セット(以下、応援セット)」発売の情報をネットで見かけ、メールで問い合わせたのが始まりです。コロナ禍以前はお取り寄せ自体、あまりしていませんでしたが、4月にお取り寄せ可能な離島ビール特集ページを開設、島からビールをお取り寄せしまくっていた中、応援セットが発売されたので、迷わず注文しました。自宅の冷蔵庫は満杯状態でしたが(笑)。
「応援セット」はどんな経緯で企画されたのでしょうか?
旅をテーマに各地方のセット商品を企画する中で、スタッフから「島」をテーマにしてはどうかと提案がありました。そこで島々のビールメーカーに相談したところ、コロナ禍で観光客が減り、観光需要に向け製造したビールが余ってしまうとの悩みを知り、セット販売に応じてくれた6社の飲み比べセットを6月に発売しました。
応援セットには醸造家の寄せ書きが付いていたので、島や造り手を思いながらビールを飲む、新しい楽しみ方を知りました!島とユーザー同士をつなぐオンライン飲み会なども企画できたら、その魅力や背景をより伝えられると思います。
オンライン飲み会いいですね!オトモニでも造り手の声や、さまざまな楽しみ方を届けたいと思っています。
おいしくビールを味わいながら、島を思うコミュニティがつくれたら素敵ですね!
離島ビールはビールファンの方が島を好きになるきっかけにもなると思います。一緒に楽しみたいですね。
オトモニの利用者からは1銘柄あたり100件以上のレビューが届くので、生の声を商品づくりの参考にも活用していただけます。
オンラインコミュニティやユーザーの声を反映した商品企画など、ビールを通じた新たな島とのつながりが生まれそうで楽しみです。金澤さん、しま彦さんありがとうございました。