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【島Topcs】Uターン増加の可能性も探る。瀬戸内海の島々で「教育で島をつなぐ」勉強会開催

3月29日、山口県大島町大島郡・周防大島にて「第3回 瀬戸内横串サミット in 周防大島『教育で島をつなぐ』」が開催された。瀬戸内海の各島で、教育事業や研究を行う4名の講師が活動内容を発表。それぞれの課題を共有した。

■離島地域でさまざまな活動を行う4名の講師が登壇

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3月29日、山口県大島郡・周防大島町(屋代島)にて「第3回 瀬戸内横串サミット in 周防大島『教育で島をつなぐ』」が開催された。瀬戸内海の各島で、教育事業や研究を行う4名の講師が活動内容を発表。それぞれの課題を共有した。

同サミットは離島地域で活動する若手世代が中心になって発足。「横串サミット」の命名には、戦後から主な交通手段が陸路に変わり、中国・四国が橋で南北(縦)に繋がるようになったが、かつて島々が海路で繋がっていた頃の“横の繋がり”を取り戻したいという想いが込められている。

3度目の開催となる今回は「教育」がテーマ。主催者は開催目的について「一部の離島地域では移住者が増えているものの、Uターン者が増えない。その要因は教育なのではないか、という考えから今回のテーマを設定した」と説明。大学進学を機に島を離れる子どもたちが、将来、島外で学んだことを還元しに島へ帰ろうと思える教育のアイデアについて話し合われた。

講義では、離島地域でさまざまな活動を行う4名の講師が登壇。香川県小豆郡・小豆島で活動する眞鍋邦大さんは自身が主催する、全国の大学生が小豆島に集まって島の子どもたちに学習支援を行う事業「ティーチングツアー」を紹介した。広島県豊田郡・大崎上島の取釜宏行さんは、経営する学習塾で実施する子ども向けキャリア教育事業の「島キャリ」について紹介。「島キャリ」ではキャリア育成の他、無人島ツアーなどを開催して離島を体験する機会も生み出していると言う。広島県安芸郡・江田島からは、広島国際大学住環境デザイン学科の講師を務める谷村仰仕さんが登壇し、「教育はプレゼントである」という自身の教育論を発表した。周防大島の大野圭司さんは中学2年生向けに提供している起業家教育事業について話した。

講義後に開催されたディスカッションでは、実際に公教育の現場で活動する教育関係者から、「このサミットに参加しなかった同僚とどうやって意思疎通を図るか」などの課題も共有されたが、講師を務めた大野さんは、「民間と行政機関がつながることで実現できる教育があることをイメージできた」と話す。

大野さんは「(講師を務めた)私たち自身が“横串”を担えるように、小さな離島を含めて、瀬戸内海の一つひとつの島々の歴史や文化にもっと詳しくなっていきたい」と抱負を語った。次回は小豆島での開催を予定している。

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