つくろう、島の未来

2024年11月21日 木曜日

つくろう、島の未来

2015年7月、広島県の住民グループが主催するイベント「見ぬ友と心結ぶのろしリレー」が開催される。前回、57地域の地域コミュニティ団体が参加した同イベントの内容と成果を広島市安芸区役所の担当者に聞いた。

■地域間交流が生まれるキッカケとして「のろしを上げる」

2015年7月25日に広島県の住民グループ3団体(あきく魅力探見隊、矢野南里山遊歩会 やのみー探検隊、矢野絵下山を愛する会)が主催するイベント「見ぬ友と心結ぶのろしリレー」(以下、のろしリレー)が開催される。のろしの煙を通じて、地域間のつながりを体験するイベントだ。

「のろしリレー」は、2014年に開催されたイベント『瀬戸内しまのわ2014』内のプログラムとしてスタート。前回は、広島県、愛媛県、山口県の57地域が参加。各地で同時間帯にのろしをあげ、Facebookでその様子を共有した。

第2回の今回は、瀬戸内海の島々(小豆島や厳島、東能美島など)のほか、現在までの応募で19都道府県97ヵ所が参加を表明。北は北海道から南は鹿児島県まで、各地で地域コミュニティ活動を行う団体が参加する。

広島市安芸区役所の地域起こし推進課で同イベントを担当する金阪弘さんは、「個別に声かけを行い、第1回目や5月に開催したプレイベントの様子を見た方、参加した方々による口コミでイベントを知った方が参加する」と話す。そして、「のろしリレーは各地でコミュニティ活動を行う団体同士が知り合うキッカケになっている。実際に交流が生まれた地域もある」と語った。

離島地域を含めた地域コミュニティの交流の機会として、今後もさらなる発展が期待できる。


【関連サイト】
広島市安芸区役所「のろしリレー」ウェブページ

     

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