離島地域で商品づくりを行う事業者を対象に、流通販売支援プログラムを提供する「しまものプロジェクト(※)」では、この秋、離島地域とNPO法人離島経済新聞社との共催で、流通販売講座「しまものラボ」をスタートします。
初の開催地は奄美群島の喜界島(きかいじま|鹿児島県)。全5回のプログラムでは、商品づくりの第一線で活躍する、プロデューサーの松田龍太郎氏による「自分の商品の『課題』と『売り』を探す」プログラムや、江副直樹氏による「商品の『売り』を言語化する」講義を展開。離島経済新聞社の統轄編集長・鯨本あつこが司会進行役を務めます。
本講座では、auユーザーが「商品モニタ」を行う、テストマーケティングなどを活用しながら、商品の「売り」や「課題」を多角的に分析。「どんな場所で、どんな人に、どんな風に購入いただきたい商品なのか」「それらの商品が購入者のもとへ上手に届くには、どんなことが必要か」など、流通販売において重要な事柄を実践を交えながら学んでいただけます。
3種類の受講コースのうち、「au WALLET Market『しまものマルシェ』出品対策コース」を受講いただいた商品は、2017年4月より、au WALLET Marketでの商品販売を予定。講座の詳細は、喜界町または喜界町商工会に設置のチラシをご覧ください。島の皆さまのご参加をお待ちしています。
「しまものラボ in 喜界島」講座概要
日時:
第1回 2016年10月12日(水)17:00~19:00
「自分の商品の『課題』と『売り』を探す①」 講師:松田龍太郎氏
第2回 2016年11月7日(月)16:00~18:00
「自分の商品の『課題』と『売り』を探す②」講師:松田龍太郎氏
第3回 2016年12月8日(木)16:00~18:00
「自分の商品の『課題』と『売り』を探す③」講師:松田龍太郎氏
第4回 2017年1月14日(土)16:00~18:00
「商品の『売り』を言語化する①」講師:江副直樹氏
第5回 2017年1月15日(日)10:00~12:00
「商品の『売り』を言語化する①」講師:江副直樹氏
場所:喜界町役場
申し込み〆切: 10/5(水)※17時までに喜界町商工会にてお申し込みください
共催:喜界町、喜界町商工会、KDDI株式会社、NPO法人離島経済新聞社
お問い合わせ先:喜界町商工会 0997-65-0169
【講師プロフィール】
松田龍太郎(プロデューサー/ブランドコンサルタント)
青森県弘前市生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。NHKに入局後、報道カメラマンとして日本各地域を取材。2007年に退職し、企画立案、飲食プロデュース、社会人学校運営などを経て、2010年フリーで働く女性クリエイターをマネジメントする株式会社オアゾを設立。一方で、地域資源のブランドコンサルティング・商品開発を青森県、岩手県、福井県などで実施。
江副直樹(事業プロデューサー/クリエイティブディレクター)
ブンボ株式会社代表。1956年1月1日佐賀生まれ、北九州育ち。西南学院大学法学部中退後、米穀店店員、工場作業員、釣り雑誌編集者、コピーライター等を経て、商品開発と広報計画を柱とする事業プロデュースの会社、有限会社ブンボ設立。農業、 商業、工業、観光、地域活性など、多分野の多様なクライアントに対する、コンセプト重視の事業戦略提案とその実現が主な仕事。2011年度 グッドデザイン賞 & 日本商工会議所会頭賞 「九州ちくご元気計画」プロデュース/2013年度 グッドデザイン賞& ベスト100「淡路はたらくカタチ研究島」プロデュース/2013年度 グッドデザイン賞&ADC賞「日田きこりめし」プロデュース。
【司会進行】
鯨本あつこ (NPO法人離島経済新聞社 統括編集長)
※「しまものプロジェクト」とは?
KDDIでは離島地域で商品づくりを行う事業者を対象に、流通販売支援プログラムを提供しています。全国2,500店舗のauショップ窓口で、お買い物ができる「au WALLET Market」内では、全国の離島地域から選りすぐった産品を、約3,600万人のauユーザーに向けて販売する「しまものマルシェ」を展開中。たくさんの人々に「しまもの」をお届けしています。