つくろう、島の未来

2022年09月28日 水曜日

つくろう、島の未来

奄美大島(あまみおおしま|鹿児島県)のアビコムデザイン合同会社が発売するタイツ「紬-POP」が、2015年4月より販売をスタートさせた。大島紬特有の絵柄をカラフルにアレンジしたタイツについて聞いた。

■秋名バラ柄2種、龍郷柄1種の3タイプ

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2015年4月、奄美大島(鹿児島県奄美市)のアビコムデザイン合同会社が大島紬柄タイツ「紬-POP」の通販をスタートした。同商品は大島紬特有の絵柄をカラフルにアレンジ。大島紬を身につけていない若年層向けにデザインされている。現在は大島紬の伝統的な柄のうち、秋名バラ風の柄2種と龍郷柄1種(計3タイプ)のタイツが販売されている。

同商品を制作したきっかけは、同社デザイナー・迫田沙弥香さんが自分用の衣服をデザインしたいと思ったことに始まる。大胆な柄のタイツをデザインしようと考えていたところ、奄美大島出身の同社代表・迫田真吾さんから「大島紬柄にしてみては?」と声をかけられ、カラフルな紬柄が誕生した。

大島紬の生産は下降傾向にあるが、完成後、奄美大島の人々に見せたところ、「子ども用のタイツが欲しい」という要望が寄せられた。また、奄美空港に出かけた際、高齢の方々から「紬柄だね?」と声をかけられたことも印象的だったと真吾さんは言う。

今後は「西郷柄を含む大島紬特有の絵柄から、麻の葉柄、波の柄のような一般的な和柄まで幅広く活用してポップにデザインしていきたい」(沙弥香さん)。真吾さんも「『紬-POP』を通じて、今まで関心がなかった人の目が奄美大島や大島紬に向いてくれたら」と展望と語った。


【関連サイト】
通販サイト「abcom design products.

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