つくろう、島の未来

2024年11月21日 木曜日

つくろう、島の未来

JALグループによる地域共同企画「JAPAN PROJECT」にて、11月1日から日本の離島としては初の奄美群島(あまみぐんとう|鹿児島県)が特集されています。

日本航空(JAL)グループによる地域共同企画「JAPAN PROJECT」では、11月1日から鹿児島県・奄美群島の特集を始めている。1ヵ月間、国内外の空を飛びかうJAL機によって奄美群島が全面的にPRされる。

同プロジェクトは2011年からスタート。都道府県単位での特集が主だが、政令指定都市である神奈川県横浜市や福岡県北九州市を取り上げた回もある。鹿児島県としては2011年7月に1度特集されているが、第31回目となる今回、日本の離島としては初の奄美群島のみの特集となった。

プロジェクトの内容は以下の6つ。
1.機内誌『SKYWARD』での特集
2.国内線機内ビデオプログラム『JAL旅ウオーク』で徳之島を紹介
3.国内線ファーストクラスで奄美群島をイメージした機内食を提供
4.国際線ビジネスクラスで到着地の素材を利用して再現する郷土料理「奄美鹿児島御膳」を提供
5.国内線ラウンジで奄美の特産品を日替わり提供
6.JALカード会員誌・国際線ファーストクラス機内誌「AGORA」で喜界島の白ごま作りを紹介
7.Webコンテンツ「客室乗務員とめぐる日本旅レポート」で与論島を紹介
その他、お得な搭乗キャンペーン等、他の企画とも連動させる。

[奄美郷土料理をイメージした国内線ファーストクラス機内食(中旬)/ 日本航空提供]

離島初となる今回のプロジェクトについて、同社鹿児島支店奄美営業所の山口良明所長は「奄美は今年が日本復帰60周年であることから、復帰を果たした12月の前の11月を選んだ。世界自然遺産登録も間近である奄美の観光発信、振興に寄与できれば」と語った。

今回はJALグループと奄美群島広域事務組合、奄美群島観光物産協会による共同事業。10月28日には奄美市内ホテルで記者会見が開かれ、JALの藤田直志専務、朝山毅奄美市長らが出席。奄美大島出身シェフプロデュースによるフランス料理機内食を朝山市長が試食するなどし、プロジェクトへ期待を寄せた。

     

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