つくろう、島の未来

2024年10月27日 日曜日

つくろう、島の未来

答志島シマ育実行委員会(協力:特定非営利活動法人離島経済新聞社、以下NPOリトケイ)では、人々が支え合う小規模コミュニティ(=シマ)で子育てができる「離島留学」の体験プログラムを企画。12月25日より2泊3日で、答志島(三重県鳥羽市)にて親子モニターツアーを開催いたします。

小学生を持つ家族をご招待!答志島の親子モニターツアー

豊かな自然と人と人が支え合う生活文化が残る離島地域は「人間本来の子育て」ができる貴重な地域(『季刊ritokei』32号「子どもは島で育てたい」より)。

そんな島々では島外の子どもたちを受け入れる「離島留学」や「離島通学」、短期・中期の「体験プログラム」などが行われています。

一方、受け入れ体制に課題を持つ団体や、プログラムの参加に不安を抱く親子も存在することから、NPOリトケイでは2024年度より島と親子つなぐ『シマ育コミュニティ』をスタート。佐渡島での離島留学モニターツアーを開催しました。

今年10月には鹿児島県の甑島列島で第1弾モニターツアーを行い、12月には三重県の答志島にてモニターツアーを開催。離島留学をはじめとした島の養育環境に興味があり、小学生のお子様のいる本土地域在住のご家族を募集いたします。

答志島は血縁関係のない子を預かり、実の家族のように育てる「寝屋子(ねやこ)」(※)文化が残る島。「子どもはみんなで育てる」という熱いコミュニティには、島外の親子を受け入れる離島留学制度も行われています。

『シマ育コミュニティ』では、昨年度の「シマ育勉強会(オンライン)」に答志島で離島留学や子どもの居場所づくりを行うみなさんにご登場いただきました。こちらの記事よりレポートをご覧いただけます。

海やお魚が大好きなお子さんや、人々の温かさのなかで子どもを育てたい親御さんにおすすめの答志島で、寝屋子の文化が残るシマ育を体験しませんか?

※寝屋子制度……中学を卒業した男子数名を「寝屋親」に選ばれた地域の世話役の大人が預かり寝泊りさせるなど面倒をみる風習。世話をする家を「寝屋」、預けられる男子を寝屋子と呼ぶ。

12月25日〜27日開催。親子モニターツアー募集要項

日程:2024年12月25日(水)~2024年12月27日(金)
場所:答志島(三重県鳥羽市)

参加費:無料(ただし、集合場所までの往復交通費、プログラムに含まれない飲食費や自由行動にかかる費用はご負担ください)

集合・解散場所:
佐田浜(鳥羽マリンターミナル)(三重県鳥羽市鳥羽1丁目2383番地51)
※JR・近鉄「鳥羽」駅から徒歩約7分※詳細は鳥羽市営定期船HP をご参考ください

集合時間:2024年12月25日(水)12:30(13:15にフェリーが佐田浜港を出航)
解散時間:2024年12月27日(金)13:45頃(13:30にフェリーが佐田浜港に到着)
募集期間:2024年11月25日迄(応募人数が多数の場合、早期に募集を終了することがあります)
募集組数:4組(補助対象合計8名。11月30日までに抽選の結果をお伝えします)

対象:以下の項目にご協力いただける方が対象となります。

・小学生のお子様がいる本土地域在住のご家族
・離島留学をはじめとした島の子育て環境に興味がある方
・ツアー中の取材や撮影にご協力いただける方
・インタビューや事後調査にもご協力いただける方

※後日、ツアーのレポートを、NPOリトケイのメディア『シマ育コミュニティ』『ritokei』等にて掲載させていただきます。
※プライバシーには配慮させていただきます。
※1家族につき2名まで(保護者1名+小学生1名)が対象となります。
※未就学児はご参加いただけません。

モニターに含まれる内容:

・佐田浜↔︎答志島フェリー代
・2泊3日の島内移動
・宿泊2泊分
・滞在中のお食事(朝2回、昼2回、夕2回)
・旅行保険

体験プログラム:

・地元ガイドといく路地裏散策プログラム
・海女小屋体験
・離島留学や島暮らしの先輩達と語り合う交流・相談プログラム&夕食
・漁師体験(市場見学・釣り体験)
・島の伝統文化「寝屋子」を体験。プチ離島留学プログラム
・豊かな自然体験

旅行企画実施:南西旅行開発株式会社

10月28日(月)にオンライン説明会を開催

答志島にて現地ツアーコーディネートをしていただく「ねやこや」のみなさんと一緒に、プログラム内容についてご説明いたします。

日時:2024年10月28日 (水)20:00~20:30 ※20:30より質疑応答も可
場所:オンライン(お申込後に参加URLをお送りします)
内容:答志島について/プログラムについて/質疑応答

<応募方法>
こちらのフォームよりお申し込みください。
抽選の結果は11月30日頃に事務局よりご連絡差し上げます。

答志島シマ育実行委員会一同、皆さまからのご応募をお待ちしています。

※本プログラムは令和6年度観光庁「地域観光新発見事業」により実施しています

     

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