離島3地域をふくむ全国5地域の子どもたちが制作した、新聞づくりを通して海と島でできた日本を学ぶプロジェクト『うみやまかわ新聞』にて完成した新聞の展示が都内3カ所で行われます。
■3離島の子どもたちが参加する『うみやまかわ新聞』完成!
『うみやまかわ新聞』は、 日本全国の「うみ」「やま」「かわ」にフォーカスした新聞をつくりながら、 広い海とたくさんの島々からなる日本にある「恵み」や「つながり」を学ぶ教育プログラムとしてNPO法人離島経済新聞社と日本財団の共同プロジェクトとしてスタート。 昨年9月より制作を開始した2014年度版が、この度完成しました。3月上旬にかけて、 都内3カ所の展示会場にて新聞の展示および配布を行います。
『うみやまかわ新聞』2014年版には、北海道利尻島・東京都檜原村・愛媛県上島町・大分県中津江村・沖縄県与那国島の3つの離島地域を含む、5地域38名の小中学生が参加。各地域の教育機関、団体、民間コーディネーターの協力のもと、生徒たちが「うみ」「やま」「かわ」に関するものごとを集め、離島経済新聞社の編集長、編集スタッフ、カメラマンなど新聞づくりのプロが講師を務めながら、完成に至りました。
■都内3カ所で『うみやまかわ新聞』の展示・配布を実施
3月上旬にかけて、都内3カ所の『うみやまかわ新聞』展示会場にて『うみやまかわ新聞全国版』の配布を実施します。ぜひお立ち寄りください。
▼地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
展示期間:2015年1月31日(土)〜2月20日(金)
開館時間:10:00〜18:00(土曜日は17:00まで/日曜日・月曜日・祝日は休館)
場所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F
HP:http://www.geoc.jp/
▼渋谷ヒカリエ 8F ショーケースaiiima(アイーマ)
展示期間:2015年2月3日(火)〜2月9日(月)
開場時間:11:00〜20:00
場所:〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1
HP:http://www.shibuyamov.com/aiiima/
▼日本財団ビル1Fロビー
展示期間:2015年2月27日(金)〜3月3日(火)
開場時間:9:00〜17:00
場所:〒107-8404 東京都港区赤坂1-2-2
HP:http://www.nippon-foundation.or.jp/
■『うみやまかわ新聞』WEB版もオープン!
『うみやまかわ新聞』は、 タブロイド新聞版のほかWEB版
(http://umiyamakawashinbun.net/)からもご覧いただけます。
離島経済新聞 目次
島と海でできた日本を学ぶ 『うみやまかわ新聞』プロジェクト
『うみやまかわ新聞』は小学校高学年向けの教育プログラムとして、「地域への愛着の醸成」「同年代児童とのコミュニケーション機会の提供」「情報の基本知識(メディアリテラシー)」などを目的に小学校の総合的な学習の時間や地域活動の一環として導入しています。2016年度は7つの離島地域を含む全国14地域の児童が「うみやまかわ新聞」を制作しました。
<2016年度参加離島地域>
利尻島(北海道利尻町)/沖島(滋賀県近江八幡市)/弓削島・生名島・佐島・岩城島・高井神島・魚島など(愛媛県上島町)/対馬島(長崎県対馬市)/口永良部島(鹿児島県屋久島町)/沖永良部島(鹿児島県和泊町)/津堅島(沖縄県うるま市)
<プログラム概要>
このプログラムでは1年間に20コマ(1コマ×45分)ほどを使い「メディアリテラシー」「地域情報のリサーチ」「取材」「原稿制作」「校正」などを学びながら、自らが暮らす地域を紹介する新聞を制作。離島経済新聞社が講師を担当し、学校の先生や地域コーディネーター(※1)と連携して授業を行います。
毎回の授業は「テレビ電話システム」も活用。関東や沖縄など各地にいる講師陣と小学校とを接続して実施。テレビ電話を使うことで、遠く離れた地域ともリアルタイムな授業ができ、参加地域同士を接続した交流授業も行います。
新聞完成後には、東京スカイツリーで「2016年度うみやまかわ新聞完成発表会」を開催。各地域の代表児童が東京に集まり、地域のことや制作した新聞について発表しました。
※1 地域コーディネーター……授業のファシリテーションやICT機材の接続など、小学校と離島経済新聞社をつなぐ役割として、実施地域に詳しい方や地域で活動している方にお願いしています。
詳細は『うみやまかわ新聞』公式サイトをご覧ください
http://umiyamakawashinbun.net/