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レポート

【島Report】母島の子どもたち、世界に触れる。18カ国の子どもたちと未来を語った「KWNグローバルサミット2017」(前編)

小笠原諸島・母島(ははじま|東京都)のキッズサッカークラブ「FCフォルサ母島」が、この夏開催された「KWNグローバルサミット2017」(主催・パナソニック株式会社)に小学生部門の日本代表として参加。世界18の国と地域から集まった子どもたち約100名とともに東京でのフィールドワークや未来社会への発表を行った。

母島の子どもたちが島の映像を制作

東京都小笠原諸島・母島のキッズサッカークラブ「FCフォルサ母島」は、保育園児から中学生まで40名が所属するサッカーチーム。同チームは、2016年にクラブの活動の一環として映像制作を通じた教育支援プログラム「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」に初参加。KWN事務局のサポートを受け、つくった映像作品『つながる』が、「KWN」の2016年日本コンテストで初参加にして 国内の小学生部門の「最優秀作品賞」と「トレジャー賞」を受賞した。

KWNは、パナソニック株式会社が次世代を育くむ活動として1989年にスタートし、現在は世界18の国と地域でグローバルに展開する教育プログラムで、これまでに累計18万人以上の子どもや教師などが参加している。

各参チームへはKWN事務局がビデオ機材の貸出しや技術指導を行い、子どもたちが自らテーマを選び、企画、取材から撮影、編集まで行い制作したビデオ作品を毎年コンテストで表彰している。

世界の子どもたちが集う「KWNグローバルサミット」

世界18の国と地域で開催されたKWN映像コンテストの各部門で優勝に輝いた26チーム100名が東京に招致され、「KWNグローバルサミット2017」が8月1日から5日間にわたり開催された。日本からは小学生部門の日本代表として「FCフォルサ母島」、中学生・高校生部門の日本代表として福島県立磐城高等学校が参加。

インドネシア、カナダ、タイ、タンザニア、中国、ドイツ、ベトナム、香港、マレーシアの小学生と、アメリカ、インドネシア、オーストリア、オマーン、スロバキア、タイ、タンザニア、チェコ、ドイツ、日本、パナマ、ブラジル、ベトナム、マレーシア、UAEの中学高校生合わせて約50名が東京に集合。「FCフォルサ母島」からは、寺戸藍波(あいな)さんと宮澤波生(なるう)さん、和田莉奈さんの3名が母島から片道26時間かけて上京した。

初日の顔合わせや自己紹介を経て、2日目に東京の社会体験・ フィールドワークが行われた。 子どもたちは数カ国の混成で8グループに分かれ、「食・衛生」「伝統と革新」「異文化理解」などをテーマに渋谷、浅草、秋葉原などを取材。

通訳を兼ねた引率スタッフ・都内在住の留学生ら2名に連れられ、「FCフォルサ母島」の3名は、マレーシア、カナダ、香港の子どもたちで組んだ7名のグループで、「日本科学未来館」(江東区)のAIやロボットなど最先端のテクノロジーに触れた後、水上タクシーで隅田川を北上し、浅草の浮世絵工房を訪問。江戸時代から技術が伝える木版画刷りを体験した。

カナダ、香港から参加の3人は日常的に英語を話し、マレーシアと母島の4人は英語が話せないというグループ構成だったが、フィールドワークが進むにつれて、身振り手振りや知っている英単語を使い、少しずつ子どもたち同士のコミュニケーションが生まれていった。 (記事後編に続く)


【関連サイト】
キッズ・ジャーナリストの「未来社会への提言」〜KWNグローバルサミット2017
KWNグローバルコンテスト2017

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