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【島News】100年後にも醤油の味を残したい。小豆島の醤油ソムリエールが作った『醤油本』発売。

4月25日に書籍『醤油本』が発売。著者のひとりで小豆島を拠点に醤油の蔵元100軒以上を訪問した醤油ソムリエール、黒島慶子さんにお話を聞いた。

◼︎醤油選びの基準を持つ手助けに

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2015年4月25日、醤油の味、歴史、種類、醸造、蔵元、利用法を網羅した書籍『醤油本』が玄光社から発売された。同書の著者は、醤油の蔵元300軒以上を巡り、全国の醤油を100ミリリットル均一で販売するウェブサイト「職人醤油」を運営する高橋万太郎さんと、醤油の産地として名高い小豆島(香川県小豆郡)を拠点に、全国各地の蔵元100軒以上を取材した醤油ソムリエールの黒島慶子さんだ。

醤油産業は年々、売上が下降している。約400年前から醤油づくりが行われている小豆島には、日本全国にある醤油を仕込む「木桶」の約3分の1があると言われているが、その小豆島でも売り上げが厳しいという。「極端な話、100年後にもいろんな味の醤油を残すためには、今のうちからちゃんと選ぶことが大事」と黒島さんは話す。

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同書では、天然醸造から機械製造まで、醤油にまつわる情報を偏りなく紹介。「スーパーで買うにしても、醤油を選ぶ基準がはっきりしません。自分にとって美味しい醤油を見つけることができたら365日が楽しくなるので、みなさんの醤油選びを手助けできたら嬉しいです」(黒島さん)。

四季の気温差を利用する天然醸造の醤油づくりには1年間の醸造期間が必要。そのため、1本あたりの価格を抑えることはできず、機械製造と比較すると高価になる。しかし、「統計によると1年間の醤油使用量は一人当たり平均2リットルほどだそうです。1本1,000円する醤油を購入しても、年間数千円で済みます。それで食生活が豊かになるのなら、高い買い物ではないですよね」と黒島さんは言う。

「醤油の専門書なので、まずは料理教室の先生やバイヤーの方々に読んでもらいたい。その方々から一般の消費者に知識が伝わっていけば嬉しいです」(黒島さん)。

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【関連サイト】
玄光社ウェブサイト『醤油本』ページ

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