つくろう、島の未来

2024年11月21日 木曜日

つくろう、島の未来

こんにちは、離島経済新聞編集部の石原です。紫陽花の花が雨に映える今日この頃、お元気でお過ごしですか?
この度『季刊ritokei』24号が完成しました。その中身についてご紹介いたします。

毎号さまざまなテーマで島々の話題をお届けする『季刊ritokei』、最新号の24号は「島と親子に離島留学という可能性を」特集です。

ここ5年間で1割の学校が灯りを消すなかで、島々で増加している島留学や島通学。これらの動きに注目し、島にとって、子にとって、保護者にとっての可能性を探求しました。

特集冒頭では、今年の倍率は5倍以上という地島(じのしま|福岡)の「漁村留学」について、受け入れの仕組みを紹介。種子島(たねがしま|鹿児島)の「宇宙留学」など鹿児島県の離島留学や、「東アジア歴史・中国語コース」「E-アイランド・スクール」などそれぞれ特色あるコースを設ける長崎県立高校の離島留学など、注目の取り組みをお伝えしています。

また、今号では平成30年度に「離島留学」「離島通学」を実施中の小・中学校や高等学校を一覧でご紹介(※)。

※掲載のない島や学校の実績もあります。

インタビュー企画では、プロ野球投手を現役引退後に全国の島々で野球教室を開催し、2007年から島々を巡回しながら開催される「離島甲子園」の提唱者でもある、村田兆治さんにお話を伺いました。

さまざまな島の方が同じ質問に答える「ガジュ下会議」では、リトケイ読者の皆さんにアンケートを実施し、「島と教育」についてご意見をいただきました。

「島Books&Culture」では、「島と若者たち」をテーマに、編集部がセレクトした本や音楽をご紹介。毎号巻頭に掲載している密かな人気コーナー、「有人離島の人口変動」も要チェックです。

『季刊ritokei』24号は、6月上旬よりこちらの公式設置ポイントにて配布・閲覧を行っています。お近くのポイントにて手にしていただけたら幸いです(※)。

※地域や配送事情により到着のタイミングが異なりますのでご注意ください

一般の方が立ち寄れるお店や宿泊施設、公共施設などに『季刊ritokei』の新規設置も可能です。設置のご希望も、公式設置ポイント一覧よりご確認ください。

離島経済新聞社では『季刊ritokei』が毎号ご自宅に届く「島の未来づくりサポーター」も随時募集しています。島づくりの調査・研究や島情報の広報、島の子どもたちの交流機会づくりなどの活動のため、ぜひ応援をお願いします。

     

離島経済新聞 目次

『季刊ritokei(リトケイ)』24号「離島留学・離島通学」特集連動記事

『季刊ritokei(リトケイ)』24号「島と親子に離島留学という可能性を」特集に掲載記事をはじめ、紙面にて紹介した記事のノーカット版等を、有人離島専門ウェブメディア『離島経済新聞』にて公開しています。

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