こんにちは、離島経済新聞 編集部の石原です 。一雨ごとに春の息吹を感じる季節、お元気でお過ごしですか?
この度『季刊ritokei』23号「愛しき島の未来を築く島づくり」特集が完成しましたので、その中身についてご紹介いたします。
北海道から沖縄県まで「愛しき島の未来を築く島づくり」
毎号さまざまなテーマで島々の話題をお届けする『季刊ritokei』、最新号の23号は「愛しき島の未来を築く島づくり」特集です。
春のうららかな日差しに透けるカラフルなセロハンフィルムを散りばめたような、たくさんの「島」が並びました。
それぞれ違った顔をしている「島」の中から、みなさんのお気に入りを見つけてくださいね。
「東京一極集中」「消滅可能性地域」「地方創生」などの言葉が踊り、全国で地域振興が促されている昨今、「愛しき島の未来を築く島づくり」特集では、リトケイが注目する島々の地域振興の動きにフォーカス。
島々の地域振興を「島づくり」と総称し、それぞれの島で人々が健やかに暮らしていくために、愛する島の未来を築く島づくりのヒントを集めました。
特集冒頭では、「島づくり」の有識者・公益財団法人日本離島センター専務理事小島愛之助さんと、自ら提案した地方創生人材支援制度の1号として鹿児島県長島町に赴任し「島づくり」に取り組んだ井上貴至さんのお2人に話を聞きました。
伝統産業の維持や雇用の創出、データの活用やエネルギー自給などの最新技術、地域性を活かした観光地域づくり、島の未来を担う人材育成・教育など、全国の「注目の島づくり」事例紹介に加え、リトケイ読者に聞いた「注目している島づくりの取り組み」「島づくりを進めるうえで大事なポイント」「こんな島づくりはいやだ!」などの意見も紹介しています。
さまざまな島の方が同じ質問に答える「ガジュ下会議」では、島の商工会青年部のみなさんが登場。商売で島を盛り上げる活動のなかで感じる課題や挑戦したいことについて語っていただきました。「島づくりのヒント」を与えてくれる本を集めた「島Books&Culture」も要チェックです。
インタビュー企画では、NHK大河ドラマ『西郷どん(せごどん)』メインテーマで印象的な歌声を響かせている、奄美大島出身の歌手・里 アンナさんが登場。
島々に携わる仕事人の想いを紹介する「島々仕事人」では、「離島医療こそ総合診療」と考え、離島地域をフィールドに独自の医療研修プログラムを提供する合同会社GENEPRO(ゲネプロ)の齋藤 学さんにお話を伺いました。
毎号巻頭に掲載している離島地域の「人口変動」は、密かな人気コーナーです。約70万人が暮らす全国400ほどの離島地域のほとんどが人口減少傾向にあるなか、人口が増加している島や、人口を大きく変えずに維持している島も。島々の現在・未来がリアルな数字から読み解けそうです。
『季刊ritokei』23号は、3月上旬よりこちらの公式設置ポイントにて配布・閲覧を行います。お近くのポイントにて手にしていただけたら幸いです(※)。
※地域や配送事情により到着のタイミングが異なりますのでご注意ください
一般の方が立ち寄れるお店や宿泊施設、公共施設などに『季刊ritokei』の新規設置も可能です。設置のご希望も、公式設置ポイント一覧よりご確認ください。
離島経済新聞社では『季刊ritokei』が毎号ご自宅に届く「島の未来づくりサポーター」も随時募集しています。島づくりの調査・研究や島情報の広報、島の子どもたちの交流機会づくりなどの活動のため、ぜひ応援をお願いします。