国土交通省では、離島地域が抱える課題解決のため、ICTなどの新技術を離島地域へ
の実装を図る「スマートアイランド」の実現を推進中。令和6年度は昨年度までの調査事業を踏まえた「広域連携型調査」「小規模離島型調査」の企画提案を募集します。応募受付期間は令和6年4月26 日迄。
ICTなどの新技術を持つ民間企業×島の市町村
島の課題を解決する共同プロジェクトを公募
本土からの隔絶性や四方を海などに囲まれる地理的条件を背景に、人の移動や物流への制約、コスト増などが、生活や地域産業へ影響しやすい離島地域では、これらの条件不利性による、長期的な人口減少や高齢化が、全国に先駆けて急速に進行しています。
そこで国土交通省では、新しい技術や知見を離島地域に導入することで課題解決を図る「スマートアイランド」を令和2年度より推進。
民間企業と離島地域がタッグを組んで課題解決に取り組む調査事業を公募・実施し、調査で得られた成果や知見を全国に普及・展開。さらなるスマートアイランドの推進と、離島地域の活性化を目指しています。
令和6年度は、各離島地域が抱える課題解決のため、ICTなどの新技術や知見を活用し、現地に実装するために検証が必要な事項について、2つの枠で調査事業を募集します(応募受付期間は令和6年4月26日迄)。
【①広域連携型調査】
自立的な実装を実現するための広域的な連携による事業性の確保に特化した実証
【②小規模離島型調査】
新技術の活用の幅が大きく、また、島民の日常生活の維持に新技術が直接的に影響を及ぼす小規模離島が有する課題解決に特化した実証
調査対象分野は、交通・物流、産業振興、医療、教育、エネルギー、防災など。詳細は、国土交通省のホームページをご覧ください。
【関連サイト】
国土交通省離島振興課 報道発表資料