つくろう、島の未来

2024年04月19日 金曜日

つくろう、島の未来

離島経済新聞社(以下、リトケイ)の目的とビジョンをご紹介します。

情報づくりの分野で島々の役に立ちたい

ひとつの「メディア(情報媒体)」にできることは、
「誰かに何かを伝える」や「何かと何かをつなぐ」ことです。

リトケイではいわゆる本土(北海道・本州・四国・九州・沖縄本島)を除いた
「人の暮らしがある島」を対象としています。

本土5島はいずれも人口100万人以上の大きな島ですが、
いわゆる離島と呼ばれる地域の総人口は60〜70万人ほど。
それぞれの島に数名〜15万人が暮らしています。

離島経済新聞のビジョン

リトケイは日本の離島を対象としていますが、
日本は世界の片隅に集まる6852島の島々からなる群島であり、世界の離島とも表現できます。

日本の島々で、島人たちはよく離島のことを「日本の縮図」と言い表します。
島々にある問題も、課題も、良さも、日本の縮図であるとしたら、
「離島を考えることは、日本を考えること」につながるとリトケイは考えています。

離島経済新聞のビジョン

「情報」を扱うリトケイが捉えている課題のひとつに、
「小さなものは埋もれやすい」ことがあります。

たとえば、小さな島々にはそれぞれに多様な文化や暮らし、
美しい自然、魅力的な人々や、すばらしい産品がありますが、
そのひとつだけでは情報として、埋もれてしまいがちです。

離島経済新聞のビジョン

リトケイにできることは、ひとつでは埋もれてしまう、
小さな島々の人やモノやコトをしっかりと届けていくことです。

ただし、経済発展を目的としても、
リトケイは島々を一過性のブームにすることは望みません。

「島」はそこに暮らす島人にとって「大事な場所」です。
約420の島々それぞれに大切にされる歴史や文化があり、
それらを守ってきた島人の想いを大事にしたいと考えています。

リトケイでは小さな島々のヒトモノコトや情報が、うまくまわっていくよう、
情報づくりの分野で島々の役に立ちたいと考えています。

それにより島々本来の力を活かした経済活性の一助となり、
島人に愛される島々が、この先の未来にも続いていくことが
リトケイの目的であり、ビジョンです。

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