つくろう、島の未来

2024年11月25日 月曜日

つくろう、島の未来

人口減少時代の島国を心豊かに生きるヒントを「離島」視点で集める書籍『島の未来計画(仮)』を制作するクラウドファンディングの実行期間は2023年4月23日迄。

「この本がどんな本になったらよいか?」。この企画に「いいね!」をくださる熱き同志の皆さんとの公開企画会議(ライブ配信)で語られたポイントとあわせて、本のイメージをより具体化しました。リトケイ編集長・鯨本がお届けします。

【こちらの記事もご参考ください】
●3島のキーマンとイメージする書籍『島の未来計画(仮)』

【ご支援はこちらから(4/23迄!)】
●人口減を可能性に変える本『島の未来計画(仮)』を皆でつくり届けたい

離島でできることは、島国でもできる

『島の未来計画(仮)』は、約400余りの有人離島にある地域づくり事例から、成果のあった好例や失敗、未来に向けたヒントなどをまとめる書籍です。

本の制作は、島のキーマンや専門家と共に、アンケートやオンライン座談会を繰り返しながら進め、本の名前も制作過程で決定していきます。

クラファンのスタートからこれまでに行ってきたライブ配信も『島の未来計画(仮)』の公開企画会議を兼ねたもの(こちらからアーカイブをご視聴いただけます)。

ここまでに語られてきたヒントをもとに、実際の『島の未来計画(仮)』の制作座談会で語り合いたいテーマ(案)をまとめてみました。

制作座談会では、各テーマごとに日本の島々で活動する注目のキーマンや専門家をお招きし、『島の未来計画(仮)』に収録する情報を集めていきます。

制作座談会は非公開で行いますが、クラファンご支援者は自由参加いただけます。普段、リトケイが行っている取材活動に同行するような感覚で、島の方々のリアルな声を伺っていただけたら幸いですし、座談会での意見・質問も歓迎!

そんな座談会を繰り返しながら完成させる『島の未来計画(仮)』の目次のイメージ(案)は、例えばこちら。

これはあくまで一部で、まだまだたくさんのテーマが盛り込まれていきます。

こうしたテーマをすべて「離島」視点で探り、事例・ヒント・知恵などを集めてまとめる『島の未来計画(仮)』は、誰よりも日本の離島に暮らす人や、これからを担う人に役立てていただきたい本になります。

けれど、日本は島国。都市にも地方都市にも田舎にも、自治会レベルの小規模コミュニティに属している人はいるので、シマ(=集落レベルの少人数コミュニティ)に暮らす人にも役立てていただきたい本です。

島でできたことは、島国でもできる。

この言葉は『島の未来計画(仮)』のご支援者が寄せてくださった応援コメントの言葉です(クラファンの応援コメントはこちらからご覧いただけます)

日本という島国は、多様な豊かさを持つ一方、多様なリスクも抱えています。今後はますます少子高齢化と人口減少が進み、気候変動や災害発生などのリスクもある。

そんな島国で、心豊かに生きていくためのヒントは、海に囲まれた環境で少子高齢化や人口減少の先進地域である「日本の離島」にあるのです。

島には人と自然が共生する古き良き知恵や価値観があり、近年は令和時代のテクノロジーを生かした最新事例も多様に生まれています。

そんな「島でできたこと」を、島国で生きる人々に届け、日本中に「シマ」規模の元気なコミュニティが増えれば、人口が減った島国でもきっと心豊かに生きていけると、リトケイは信じています。

離島中から集めた「可能性」を島国の希望として届ける『島の未来計画(仮)』のクラウドファンディングは4月23日23:59まで。ぜひ、ご参加いただけますようお願い申しげます。

>>人口減を可能性に変える『島の未来計画(仮)』を島の皆でつくり届けたい
  https://readyfor.jp/projects/shimahon

     

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