秋の深まりが感じられた11月16日、『離島経済新聞』『季刊ritokei』を発行する離島経済新聞社の7周年を記念して、読者・サポーター・島ファン・島々の方々が一堂に会し、大好きな「島」の話題に花を咲かせるリトケイファン感謝祭「シマナイト 〜島とクリエイティブ〜」(主催:離島経済新聞社)を開催しました。当日、ご来場できなかった皆さまに向けて、感謝の想いとイベント当日の様子をお届けします。
(写真・文 離島経済新聞社)
この秋、有人離島専門メディア『離島経済新聞』『季刊リトケイ』を発行する離島経済新聞社(以下、リトケイ)は創刊から7周年を迎えました。日頃からご愛読いただいている読者の皆さまや、島々の方への感謝を込めて11月16日(木)に感謝祭を開催しました。
当日は、毎年秋に開催される日本最大級の離島イベント「アイランダー2017」の前々日とあって、永田町のイベント会場には日本中の島々から東京にやってきた島の方も多数来場。ご縁のある人や島ファンなども集まり、にぎやかな雰囲気で幕を開けました。
島酒の「ふるまい酒」と島グルメを手に乾杯!
ご来場の皆さまは、受付でネームカードを受け取り、お名前とゆかりのある島名を記入し会場の中へ。ドリンクカウンターに鎮座するウエルカムドリンク、北海道は奥尻島の清酒「奥尻」と、リトケイ編集長&島酒担当記者によるほろ酔いエッセイ『あまみの甘み あまみの香り』にも登場する奄美群島の名産・奄美黒糖焼酎を、リトケイからの「ふるまい酒」としてご賞味いただきました。
今回の島グルメは、一般社団法人日本焼きおにぎり協会とのコラボにより実現した「島の焼きおにぎり」。鹿児島県は喜界島のそらまめ醤油や、佐渡島のさざえ、香川県・伊吹島のいりこだし、山口県・周防大島のひじきなど、全国の離島食材をふんだんに詰め込んだ「沖縄ジューシー風 離島焼きおにぎり」「米粉パン 離島ホットサンド」は、この日のために開発されたオリジナルメニューでした。
おかげさまで7周年!リトケイの“いま”をご報告
そしてプログラムがスタート。まずはリトケイ代表理事・大久保昌宏より感謝のメッセージを届け、7年前に大久保とともにリトケイを立ち上げた統括編集長・鯨本あつこより活動報告と今後の展望についてプレゼンテーションをいたしました。
リトケイ読者の皆さまのなかには「リトケイって何をしているの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そんな疑問を解消すべく、鯨本のプレゼンを一部紹介すると、リトケイは約400島の有人離島地域の暮らしや経済に紐づく話題を専門にしたメディアの発行を軸に活動していますが、もう1つの軸として離島地域で展開される「島づくり」のお手伝いとなるべく、いくつかの事業を行っています。
たとえば、新聞づくりを通じて地域を学び、島々に暮らす子どもたち同士での地域間交流を図る「うみやまかわ新聞」プロジェクトや、地域の広報活動に欠かせないメディアづくり講座の提供、離島産品の流通販売サポート事業、クラウドファンディングを活用した資金調達プロジェクトのサポートなどなど。
『離島経済新聞』『季刊リトケイ』の発行を通してご縁をいただいた島々の方をはじめ、企業や行政機関の方々と、島の未来づくりの一助となるべく島づくり部隊が日々、活動を行っています。
また、2014年よりNPO法人となったリトケイの運営では、読者の皆さまからのサポーター会費やご寄付が重要な糧となっています。
リトケイスタッフは皆、読者の皆さまと同じく大の「島好き」です。島が存在するのは、島々に健やかな暮らしがあってこそ。そのため、取材を通して島の人々からいただく「島をよくしたい」「大人になっても島に暮らしたい」といった声を、一緒に考え、叶えていけるよう、メディアづくりや各種事業を通じてお手伝いしたいと考えています。
リトケイでは、リトケイとともに「島の未来づくり」に参加いただける「島の未来づくりサポーター」も随時募集していますので、島好きの皆さまにチェックいただけると嬉しいです(お預かりしているサポーター会費・ご寄付の用途はこちらから確認いただけると幸いです)。
『離島経済新聞』『季刊リトケイ』の健全運営は、サポーターの皆さまからお預かりした糧のおかげで叶えられています。いつもお力添えをいただいている皆さまへ、改めて感謝を申し上げます。
>>後半へ続く