つくろう、島の未来

2024年11月14日 木曜日

つくろう、島の未来

7月8日、「東京島めぐりPASSPORT(愛称:しまぽ)」の登録会員を集めたファン感謝デーが、港区竹芝の島嶼(しょ)会館で開かれた。

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伊豆諸島から小笠原諸島まで、都心から120km〜1,000kmの距離に点在する、有人11島をめぐるスタンプラリーが楽しめる「しまぽ」は、2016年7月1日のスタート以来、累計5,000冊を発行している。

各島のパスポート発行所(大島観光協会・利島勤労福祉会館・新島観光協会・式根島観光協会・神津島観光協会・三宅島観光協会・御蔵島観光協会・八丈島観光協会・青ヶ島村役場・小笠原村観光協会・小笠原母島観光協会)で手に入れることができ、スタンプを押してもらうことで、島ごとに設定されたポイントが獲得できる。

獲得ポイントに応じて記念品やプレゼントが当たる抽選への応募ができるほか、11島の飲食店や宿泊施設などの島内加盟施設で「しまぽ」を提示すると、特典やサービスを受けることも可能だ。

7月8日に開催されたファン感謝デーは、「しまぽ」を発行する東京諸島観光連携推進協議会がスタートから1年目を記念し、開催したイベント。「しまぽ」登録会員向けに案内が出され、当日は123人が会場に足を運んだ。

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会場では東京離島の名産「島寿司」をはじめ、三宅島の「明日葉アイス」などがふるまわれ、各島の担当者がそれぞれの島をPR。また、トークイベントとして、離島経済新聞社の統括編集長・鯨本あつこによる東京11島めぐりの体験談や、新島・三宅島・八丈島で観光に携わるスタッフらを交え「リピーターにおすすめしたいこと」を語るトークセッションも開催された。

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会を主催する東京諸島観光連携推進協議会の担当者は「日頃の感謝を込め、しまぽ所有の会員様との交流を深めるためこの会を開催しました。初めてのしまぽイベントでしたが、皆さんとても楽しんでいただきました。当日は11島制覇のお客様はいらっしゃいませんでしたが、高いポイントを持っているお客様は多くいらっしゃいました。秋以降には新しいサービスが加わる予定です」と語った。

「しまぽ」の実施期間は2018年6月30日まで。梅雨明けとともに、ベストシーズンが訪れる東京11島への旅に、「しまぽ」を携えるのはいかがだろう。


【関連サイト】
東京島めぐりPASSPORT ホームページ

     

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