つくろう、島の未来

2022年10月01日 土曜日

つくろう、島の未来

2015年6月27日、奥尻島(おくしりとう|北海道奥尻町)で「第2回ムーンライトマラソン」が開かれた。あいにくの雨天だったが、参加した348人のランナーは島内のコースを走り抜けた。今大会の成功を受け、7月29日には第3回開催が決定。日程は2016年6月17〜18日で、奥尻観光協会のホームページ上で告知した。

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島のファンを増やしたい。ムーンライトマラソン2016年の大会開催が決定

2014年に発足した同大会。2回目となる今年は、埼玉県職員マラソンランナーとして知られる川内優輝さんを招いた。一般のランナーは9割以上が島外から参加。そのうちの多くは札幌など道内在住で、東京など関東地方から訪れた人もいた。規定では18歳以上の年齢制限を設けており、主な年齢層は40歳〜50歳代。男女比は6対4で女性の参加者も多く、348人のうち133人がフルマラソンに、215人がハーフマラソンに出場した。

ムーンライトマラソンとは、夕方前後にスタートして、その日の夜にゴールするスポーツイベント。ランナーにとっては真昼の暑さから逃れられるほか、日光を避けたい女性にもやさしいのが特徴で、国内では伊平屋島(いへやじま|沖縄県島尻郡)が発祥、今年で21回目を数えている。

これまで奥尻島ではスポーツイベントがなかったことから、「伊平屋ムーンライトマラソン」に着目。2013年に奥尻町役場や奥尻観光協会の職員が同イベントを視察して伊平屋村と「ムーンライトマラソン協定」を結び、のれん分けの形で奥尻島での開催に至った。

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奥尻観光協会の佐野由裕さんは、伊平屋島の視察に同行。その経験を踏まえて、奥尻島の大会では企画運営に携わっている。「このイベントの目的は、奥尻島のファンを増やしたいというもの。走りながら島の自然に触れられるだけでなく、前夜祭と後夜祭では、旬の魚介類や島オリジナルのワインなど、島のおもてなしもご用意している」と魅力に触れている。

「マラソン愛好家のみなさんは、国内各地のマラソン大会に参加するため、早めに年間スケジュールを組んで体調などのコンディションを整える傾向がある。そのため、早めに次回開催日を決めて告知した。実際の募集は2016年3月頃を予定している」と佐野さん。「奥尻島では6月下旬、伊平屋島では10月下旬にムーンライトマラソンが開かれるので、2つの大会を『はしご』する方もいる。多くの方に、2つの島を楽しんでいただければ」と話している。


【関連サイト】
奥尻島観光協会ホームページ

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