つくろう、島の未来

2024年04月18日 木曜日

つくろう、島の未来

2022年11月14日(月)〜11月18日(金)、島々の誇る海の幸を都会で身近に味わっていただくイベント“ritokei×有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET「島の魚食WEEK」”を開催しました。気仙沼大島(けせんぬまおおしま|宮城県)・家島(いえしま|兵庫県)・笠戸島(かさどしま|山口県)・島野浦島(しまのうらしま|宮崎県)の魚介をつかったおいしいメニューを、東京のオフィス街で働く皆さんに提供したイベントの様子をお届けします。

※ このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

左上から時計回りに「えびカレー(家島)」「ヒラメのソテー デュグレレ風ソース(笠戸島)」「牡蠣のグラタン(気仙沼大島)」、「かんぱちの黒酢あんかけ(島野浦島)」

北は宮城県から南は宮崎県まで。島々の誇る「島の魚」をオフィス街で提供

「島の魚食WEEK」は、島々の誇る海の幸を都会で身近に味わっていただくイベント。離島経済新聞社の主催で、2021年より3回にわたり開催しました。

第1回「島の魚食WEEK」 2021年7月 まちの社員食堂(鎌倉市)
第2回「島の魚食WEEK」 2022年7月 まちの社員食堂(鎌倉市)

第3回目となる今回は、東京は丸の内のオフィス街近くに位置する「micro FOOD & IDEA MARKET」で開催。

同店は、日本各地のmicroな食材を新しい物流の仕組みで運び、microな菌に注目した調理法を取り入れて提供するバル。ローカルな素材を活かして新しい視点で開発された産品なども販売しています。

丸の内のオフィス街に近い「micro FOOD & IDEA MARKET」で島の魚を提供

4つの島から直送された「島の魚」を食べ比べ!  

今回の「島の魚食WEEK」では、全国4地域の島(宮城県気仙沼大島・兵庫県家島・山口県笠戸島・宮崎県島野浦島)から直送された「島の魚」を使ったオリジナルのデリメニューを提供。

レシピ作成は、食育や食文化の講師で干物や江戸料理などにも造詣が深く、離島経済新聞社のオンラインイベント「離島の極上ダシを味わう旨味体験会」(2022年7月)でもゲストとしてご登場いただいた料理人・うすいはなこさんにご協力いただきました。

<デリメニュー>
気仙沼大島:牡蠣のグラタン
家島:えびカレー
笠戸島:ヒラメのソテー デュグレレ風ソース
島野浦島:かんぱちの黒酢あんかけ

「素材の味を殺さず、旨味を生かすこと、調理法と魚の相性、4点に味のバリエーションがありランチとしてきちんとボリュームを感じられるよう考慮し、エスニック、洋食、中華的味わいを構成しました。笠戸島のヒラメはフレンチの王道デュグレレで淡い味を活かして仕上げ、島野浦島のカンパチは身質を感じられるよう、酸味との相性も活かして黒酢あんかけにしました。気仙沼大島の牡蠣は旨味の汁も味わってもらえるようグラタンにしました。カレーは海老の味だけで充分美味しいです。複雑なレシピではないので多くの方に楽しんでいただけたら幸いです」(うすいはなこさん)

4種のデリから2種選べるランチはライス、サラダ、スープ付き。単品でデリの追加も可能

ランチタイムの会場に足を運ぶと、大きなテーブルを囲んで打ち合わせをしながら昼食を取るグループや、かたわらにパソコンを開いている一人客などオフィス街らしい雰囲気ながら、店内にはコタツ席もあり、おしゃべりを楽しみながらくつろぐグループも。広々とした空間で、来店客が思い思いに過ごしながら島の魚食を味わっていました。

天井が高く広々とした「micro FOOD & IDEA MARKET」の店内

5日間の会期中、提供された数は累計239食。島の魚食を舌で味わい、島をより深く知っていただけるよう、離島経済新聞社が発行する有人離島専門フリーペーパー『季刊ritokei(リトケイ)』も店内で配布。島々の地域づくりの話題や人口動態、島にゆかりのある著名人らのインタビューなどの情報を提供しました。

島々の魚を味わっての評判を、4種のデリを提供したmicro FOOD & IDEA MARKETの長谷川店長に聞きました。

「今回4種類ともご飯によく合う味付けのレシピだったので、お客様の反応は非常によかった印象です。当店をいつもご利用いただいている常連さんもこの期間中はお魚デリを選んでくださり、スタッフからも、5日間だけではもったいないとの声がありました」(長谷川店長)

離島経済新聞社では、今後も島々の魚食をたのしむイベントや、島々で働く海の仕事人に話を聞くウェブ連載「島々会議」などを通して島々の魚食の魅力を発信していきます。どうぞご注目ください。


【ritokei×有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET「島の魚食WEEK」 概要】

日程:2022年11月14日(月)〜11月18日(金)
開催場所:micro FOOD & IDEA MARKET(東京都千代田区)
販売数:239食(5日間累計)
協力:
(株)ヤマヨ水産(気仙沼大島)
いえしまコンシェルジュ (家島)
(公財)下松市水産振興基金協会 下松市栽培漁業センター(笠戸島)
(有)結城水産(島野浦島)


この企画は次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

関連する記事

ritokei特集