つくろう、島の未来

2019年12月14日 土曜日

人口243人の桂島(かつらじま)、143人の寒風沢島(さぶさわじま)、79人の野々島(ののしま)、29人の朴島(ほおじま)を含む浦戸諸島(宮城県塩竈市)は、のりやカキなどの養殖漁業が盛んな地域。現在塩竈市は浦戸諸島に住み、漁業研修を受けることのできる研修・交流拠点「浦戸ステイ・ステーション」で活動する地域おこし協力隊を募集している。

塩竈から浦戸諸島

塩竈から見た浦戸諸島

3年の漁業研修を経て、島の産業の担い手として自立する

浦戸ステイ・ステーションは、浦戸諸島への定住促進と漁業後継者の育成を目的とし、桂島と寒風沢島の2島に開設。昨年12月初旬に、桂島で活動する地域おこし協力隊が公募され、4名が正式に応募した。

4名は2016年1月12日からの4日間、桂島の浦戸ステイ・ステーションで暮らし、島の生活と漁業を体験。その後、地域おこし協力隊に着任する選考が行われた。

正式採用されると、任期1年(最大3年まで延長可)の地域おこし協力隊として地元漁業者による「漁業研修プログラム」に従事しながら「島おこし」を行う。任期満了後は、定職として桂島にあるのり製造会社への勤務も可能という。

塩竈市役所の市民総務部政策課担当者は「3年後、島に定住し、地域産業の担い手になってほしい」と話す。

今回の募集は、浦戸諸島の住民からの要望がきっかけだった。「浦戸諸島の住民には、今回の定住促進活動に積極的に協力していただいており、『来てくれた人たちを、わたしたちが支えていく』という声もある」とのこと。

浦戸諸島は日本三景・松島に位置し、歴史・文化や自然景観に恵まれた塩竈市を代表する地域だけに、浦戸諸島の振興は、塩竈市全体の活性化にもつながる。

現在、寒風沢島の浦戸ステイ・ステーションでも地域おこし協力隊の募集が行われている。
詳しくは市のホームページにて。


【関連サイト】
塩竈市ホームページ

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