つくろう、島の未来

2025年11月26日 水曜日

つくろう、島の未来

令和7年10月に発生した台風22号の影響により、東京諸島の八丈島(八丈町)および青ヶ島(青ヶ島村)では大きな被害が発生しました。本災害により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

本ページでは離島経済新聞社および他団体による支援金・義援金募集情報や、島々の声・支援者の声を随時発信。島を想う皆の力で、八丈島・青ヶ島の一刻も早い復旧を支えていけるよう、皆さまの力をお寄せください。

>> 認定NPO法人離島経済新聞社 八丈島・青ヶ島の「事業者応援緊急支援募金」募集(寄付控除対象)

>> 被災事業者の声・被災状況

>> 八丈島・青ヶ島への応援メッセージ

>>「事業者応援緊急支援募金」支援実績

>> その他の支援金・義援金募集情報

【認定NPO法人離島経済新聞社】令和7年10月台風被害による八丈島・青ヶ島の事業者応援寄付(寄付控除対象)

認定NPO法人離島経済新聞社では「もしもに備える災害復興事業」にて緊急支援募金を開始。東京諸島で活動する一般社団法人アットアイランドと連携し、被災された事業者の事業継続および再開の糧となる「支援金」を迅速に届けられるよう、地元側の情報を収集しながら、『ritokei』メディアを活用した情報発信および寄付募集、認定NPO法人の仕組みを生かしたスピーディな支援金分配を行なっています。

おかげさまで11月6日現在、第一目標の1,000万円を集めることができました。ご寄付をお預けいただいた皆様に感謝を申し上げます。1,000万円は全額を八丈島・青ヶ島で被災した事業者(申請のあった85社)に対し一定の基準に沿って分配し、直接お届けします。

<支援を希望の事業者数(2025年11月3日現在)>
85社(八丈島83社/青ヶ島2社)

<本プロジェクトへの寄付総額/寄付者数(2025年11月22日13時現在)>
寄付総額 10,990,479円
寄付者数 356名

<緊急支援募金(1,000万円分)の使途>
台風被害により営業停止または縮小した事業者の早期再建、島の経済・雇用・暮らしを守るための事業継続サポートを目的に、事業再開までにかかる運転資金または復旧復興資金の全額または一部を直接支援します。

支援金額は選定基準に基づき、事業者からの申請内容および集まった寄付金の総額に応じて個別に決定 します(認定NPO法人離島経済新聞社、一般社団法人アットアイランドほか複数の外部専門家による協議により決定)。

<支援スケジュール>
第一次支援:2025年10月20日までに申請いただいた事業者へ10月24日に支援金を振込
第二次支援:2025年11月3日までに申請いただいた事業者へ11月21日に支援金を振込

※11月19日までにヒアリングができなかった場合、支援金の振込が11月22日以降となる場合があります。
※大変多くの申請をいただいたことから支援金額の査定および事務手続きに時間を要しています。安全に支援を実行するため、一部事業者様への支援金振込日を11月25〜11月28日とさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※当初、第二次支援の申請〆切を11月15日としておりましたが11月3日までと変更させていただきます。現在、大変多くの申請をいただいている状況にありますが、公平・安全に支援金を分配するためのヒアリング対応の兼ね合いと、また、本プロジェクト以外にも多様な支援メニューが増えている状況を鑑みての変更となります。緊急支援以後は、中長期支援を行えるよう体制を切り替えて参ります。ご理解のほどよろしくお願いいたします(10月29日プロジェクトメンバー一同)。

<対象>
以下の①の条件を満たし、②③いずれかの条件に適応する事業者
①八丈島・青ヶ島にて事業を行う法人・個人事業者
②台風22号・23号により店舗や事業所が損壊・全壊し事業を休止せざるを得ない事業者
③インフラ(水道や電気、ガスなど)の停止により通常営業が困難で休業している事業者
※事業者様からの申請は11月3日を以て終了いたしました。今後は「中長期的な支援」に切り替えて引き続きの支援を継続いたします。

<募金方法>
本プロジェクトへの「ご寄付」は下記の口座へお振り込みください。
※第一目標の1,000万円強は「緊急支援金」として被災事業者の皆様へ直接お届けし、支援金分配後の余剰は、中長期的な復興支援として現地で被災事業者を支援するチームの活動費用や広報支援など離島経済の早期復興を支援する活動に充てさせていただきます。

▼振込先口座
銀行名:ゆうちょ銀行(記号番号:00190-4-767568) 店名:〇一九店(019) 
預金種目:当座 口座番号:0767568 口座名義:トクヒ)リトウケイザイシンブンシャ

<寄付控除について>
寄付受付団体の認定NPO法人離島経済新聞社は寄付控除対象です(2025年1月1日から12月末日までのご寄付は2026年の確定申告により控除されます)。申告には認定NPO法人離島経済新聞社発行の「寄附金受領証明書」 が必要となりますので、控除を希望される方は必ず以下のフォームより住所等の必要情報をお知らせください。

<運営者>
認定NPO法人離島経済新聞社
(寄付金の受入および分配/離島関係人口への広報および報告/クラファン実行支援等)
一般社団法人アットアイランド
(地域情報の収集・調整/事業者サポート等)

<支援金と義援金の違いについて>
認定NPO法人離島経済新聞社が募集する寄付は「支援金」として活用いたします。地方公共団体等が募集する「義援金(義捐金)」と特徴が異なります。「その他の支援金・義援金募集情報」も参考に、ご希望に合わせたご寄付をご検討ください。

被災事業者の声・状況

「八丈島・青ヶ島の事業者応援緊急支援募金」にお申し込みいただいた八丈島・青ヶ島の事業者より届いた被災状況を紹介します。

「電気は使えるのですが予約のお客様はほとんどキャンセルになり、仕事がなくなりました。今後の生活も不安です」(飲食業)

「収入が被災した日よりゼロなのでキャッシュが回らず支払いも難しい」(農業)

「断水が復旧したかと思ったら、また水止まり断水が長引き、営業再開のめどがたたない状況。電気は復旧しましたが、水が出ては止まり、出ては止まりを頻繁に繰り返すため、調理用に水を確保して営業しても、製氷機は氷造れず、グラスや食器洗いは困難で、飲食店で客を迎えるうえで、トイレの断水が最大の悩みです。断水が完全復旧してもらわないと、営業再開に踏みきれないのが現状です」(飲食業)

「停電で冷蔵庫、冷凍はつかえず。断水、水道管破裂」(八丈島/飲食業)

「島唐辛子(何年も収穫できる予定)の畑が全壊、島唐辛子を加工し七味や一味をする加工場が全壊」(八丈島/農業、加工業)

「今回、建屋が全壊しており、更なる倒壊の危険がある為、解体、片付けが必要だが資金がない」(食品加工業)

八丈島・青ヶ島への応援メッセージ

「東京宝島事業で島の皆さんに大変お世話になりました。わずかですが復興の足しにしていただければ幸いです。落ち着いた頃、また島にお伺いできるのを楽しみにしています」

「一日でも早い復旧と事業再開を父島から願っています」

「八丈島の皆様には10年以上お世話になっており、第二の故郷のように感じています。僅かではありますが何かの力になれましたら幸いです」

「今まで訪れた島の中で訪問回数の1位、2位は八丈島、青ヶ島です。 たくさんの友人・仲間たちがいる大切な島。 島を仕事にしようと思ったきっかけの島。 ずっと応援しています!」

「9月に八丈島を旅行しました。ずっと訪れたかった八丈島、これから行きたかった青ヶ島の皆様が一日も早く心休まる日が来ますよう願っています。 朝日荘さん、頑張ってください!また必ず行きます!」

「自分が島旅にハマったきっかけは、伊豆諸島をひとりで旅した時でした。次の台風も近づいており、予断を許さない状況ですが、みなさんの無事とこれからの再興を祈るばかりです。わずかながらではございますが、支援させていただきました。島酒も買って応援します!」

「八丈島、青ヶ島とも、自分にとっては縁の深い島です。どうか1日でも早い日常が戻りますように」

「八丈島・青ヶ島の皆さまの1日も早い復旧・復興を願います」

「強くたくましく頑張って下さい」

「応援しています!頑張ってください!」

「八丈島は3回、青ヶ島1回、心を癒しに行かせていただきました。大変な様子をSNS等でお見かけしました。新島からささやかながら支援をさせてください。1日も早い復興をお祈りしています。

「離島総合研究所を設立して、最初に仕事をいただいたのは八丈島でした。 今でも、公私ともに、多くの事業者の皆さんとのご縁をいただいています。 これからもずっと関わりを続けていきたいと思っています」

「募金が拡散されるようにお手伝いさせていただきます。」

「生活の立て直し、微力ながら応援しております。(イトーマンの友人より)」

「青ヶ島の情報がほとんどないので心配しています。15年ほど前、都から派遣されて診療所で働いていました。皆さんお元気でお過ごしください」

「被害に遭われた方に謹んでお見舞い申し上げます。寄付という形でしかお力添えできず、心苦しく、またわずかではありますが、お役立てください」

「心ばかりで心苦しいのですが、大好きな八丈島と青ヶ島のみなさん応援しております」

「事業者応援緊急支援募金」「経済復興募金」活動実績

<第1弾「緊急支援金」>

10月24日に第一次支援として【25事業者】へ【総額387万円】を支援。
第二次支援として11月21〜28日に【44事業者】へ【総額546万円】を支援。
連絡調整中の事業者への支援を行い、最終的には【総額1,000万円超】の
支援金をお届けできるよう最終調整を行なっています。

想定よりも多くの申請をいただいた中、
現地チームが1件1件ヒアリングを行い、協議の上で支援金額を決定しております。
安全に支援金をお届けできるよう対応を進め、
最終的な支援結果を当ページより報告いたします。

<第2弾 クラファンサポートでの「経済復興支援」>

事業者の復興資金を集めるクラウドファンディングの運用をサポートしています。
現在、挑戦中の事業者(8社実行中/3社準備中)
https://for-good.net/features/support_20251023

<第3弾 来島者を集める「経済復興支援」>

秋の観光シーズンに大きな打撃を受けた島の経済に対し、
島の状況に合わせながら、冬場の来島者を増やせるように
島に愛のある関係人口やファンの来島を増やせるイベントや広報を準備中です。

ご寄付をいただいた皆様には追って、詳細な活動報告をお届けいたします。
引き続きのご注目とご支援をお願いいたします。

2025年11月21日
事業者応援緊急支援募金プロジェクト一同

その他の支援金・義援金募集情報

○令和7年台風第22号及び第23号災害義援金(東京都)

令和7年台風22号被害への義援金募集(利島村社会福祉協議会|東京都利島村)※受付終了

○令和7年10月台風22号 東京都八丈町・青ヶ島村(ふるさとチョイス)

八丈町・青ヶ島村 台風22・23号災害の義援金を受付(東京都小笠原村)

○令和7年10月台風被害 緊急支援寄付(さとふる)

○ANAのふるさと納税(東京都八丈町)

この度、被災された八丈島・青ヶ島の皆さまの1日も早い復旧・復興を願い、島を想う皆さまからのご寄付をお待ちしています。





     

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