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【島News】島民による「架橋預金」も。鹿久居島、頭島と本州をつなぐ「備前♡日生大橋」 「梅灘橋」利用開始

2015年4月、鹿久居島、頭島(岡山県備前市)と本州をつなぐ生活道路が完成し、市民らが利用を開始した。同生活道路の完成経緯、今後の展望を備前市職員に聞いた。

■待望の橋が完成。今後は生態系を壊さない範囲で島を盛り上げたい

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2015年4月、岡山県備前市日生町の寒河と鹿久居島、頭島の両島をつなぐ全長4.5kmの生活道路「市道 日生頭島線」が開通、市民の利用がスタートした。同道路は離島振興法に基づき、1994年から国土交通省に採択された公共事業。2004年に完成した頭島大橋に続き、今回、同線最終工事区間である「備前♡日生大橋」(♡はハートマークで正式名称)が完成。2013年4月に完成済みの「梅灘橋(うめなだばし)」と併せ、4月16日に開通した。

両島には本州と同等の交通環境がないため、以前より生活道路としての橋の必要性が叫ばれてきた。1987年には、頭島架橋促進期成会、架橋先進地視察の費用、または架橋を要望するための交通費などに当てる「架橋預金」をスタート。頭島の各家庭が毎月1世帯500円を貯金して、架橋にまつわる活動費用を維持してきた。その継続的な活動が認められ、2004年に国が事業として採択。2015年4月に備前♡日生大橋が完成し、本土側のアクセス道である梅灘橋、鹿久居島と頭島を結ぶ頭島大橋と併せ、生活道路としての利用が始まった。

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これらの橋は生活道路のため、通行料の負担はなく、自動車の他、自転車、歩行者も通ることができる。現在は週末になると鹿久居島、頭島に渡る人が多く、「落ち着くまでには1年くらい必要」と、備前市の担当者は言う。

鹿久居島、頭島の海には牡蠣の養殖場が広がり、陸には豊かな森林がある。そのような「島の生態系を壊さない範囲で、鹿久居島や頭島の魅力を伝える計画ができればいい」と担当者は抱負を語った。


【関連サイト】
備前市まち整備課「備前・日生大橋等」解説ページ

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