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【島News】小豆島の棚田、中山千枚田でオーナー制度開始

南北朝時代より約700年を経て今もなお残る小豆島の棚田、中山千枚田。平成26年度から棚田保全を目的にオーナー制度を開始し、22組の応募の中から、11組がオーナーとして選ばれた。

南北朝時代より約700年を経て今に残る棚田、中山千枚田が小豆島にはある。昭和50年以降、過疎高齢化の影響を受け、平成24年には758枚ある棚田のうち約28.7%に上る236枚の棚田で担い手がいなくなった。歴史ある棚田を保全しようと、平成25年6月に地元住民で構成された棚田協議会が発足した。

棚田の保全を目的に同協議会では、平成26年度からオーナー制度を開始し、日本各地から22組48名の募集があり、その中から香川県内や大阪、東京など、11組がオーナーに選ばれた。6月1日、中山千枚田で初めての作業が行われ、初回は荒作り(あらづくり)という作業を行った。荒作りとは畦(あぜ)づくり、代掻き(しろかき)作業のこと。荒作り作業を終えると、田植えが行われる。

「今回の作業に参加したオーナーは12人。オーナーたちは、田植え前の荒作りという作業を行った。オーナーを受け入れる耕作者は高齢の方が多い。自分たちでやってしまえばあっという間に終わる作業であるが、若いオーナーさんが来て作業を一緒にやってくれることで、地元住民も何かやらなければ、と活気が出てきている」と、農林水産課棚田保全係の山本さんは話す。

過疎・高齢化が進み、地域住民だけで、農地を運営するのが難しくなってきている。新潟県の佐渡島にある棚田、小倉千枚田でも同様に棚田保全の目的から平成19年よりオーナー制度を取り入れている。時に島外からの力も活用することで、島の歴史的産業や景観が持続、継承されていくことが願われる。

(リトケイ編集部)

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