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【島News】長崎県五島市とネットの高校「N高」が「離島教育プログラム」の企画開発をスタート

伊計島(いけいじま|沖縄県うるま市)に本校を置く通信制の高校「N高等学校」が、長崎県五島市と提携。島の課題や観光資源、特産品などの地域性を活かし、全国の学生が参加できる「離島教育プログラム」の企画開発に乗り出す。(画像提供:学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校)

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離島地域の特性を生かした教育プログラムを開発

伊計島(いけいじま|沖縄県うるま市)に本校を置く学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下、N高)と、長崎県五島市が「全国の学生との交流を目的とした離島教育プログラム策定業務」(以下、離島教育プログラム)で提携した。全国のさまざまな地域で問題となっている人口減少や事業継承、交流人口の減少等に対する取り組みとして、課題先進地域といわれる離島地域の特性や、魅力的な観光資源、特産品などを活用し、全国の学生が参加できる「離島教育プログラム」を外部有識者の協力も得ながら共同で企画開発する。

2016年4月に開校したN高は、全国に居住する生徒がインターネットを活用したオンライン学習で学ぶ広域通信制高校。同校では「スクーリング」と呼ばれる年に5日間の通学履修を定めており、本校を沖縄県の伊計島に置くほか、全国の主要都市11カ所にスクーリング会場を設置している。

「日本の灯台50選」の一つ、福江島の西端・大瀬崎灯台の夕景

学生が島を訪れるスタディツアーやインターンシップも計画

N高では、開校当初より全国の地方自治体と連携し、農業・漁業・伝統職人などの職業体験プログラムの開発や、生徒たち自らがテーマを決めて取り組むプロジェクト学習を実施。2016年度は15地域で実施された。

五島市とN高が新たに取り組む「離島教育プログラム」では、11の有人島と52の無人島を有する五島市の自然環境や、潜伏キリシタンによる教会群などの歴史的観光資源、日本有数の生産量を誇る椿油や五島うどんといった特産品などの地域特性を活かし、地域課題の解決に取り組むワークショップや、島を訪れるスタディツアー、島に長期滞在するインターンシップなどを計画。

N高の生徒を対象にプログラムを実施し、外部有識者や五島市からのフィードバックをもとに内容を磨き上げながら、若者が現代をよりよく生きていくうえで重要となる「他者と協同するスキル」や「創造的思考」「論理的思考」を身につけることを目指すという。

将来的には他校の中学・高校生や大学生の参加も募りながら、他島や中山間地域でも導入可能なモデルケースをつくり、都市部の若者と地方との交流拡大や移住定住の促進につなげたい考えだ。

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