つくろう、島の未来

2019年06月27日 木曜日

長崎県佐世保市の九十九島(くじゅうくしま)産の海鮮や地酒などを提供し、島の魅力をPRする期間限定レストランが1月15日、東京都内3カ所でオープンした。店舗内では適時イベントも開催し、積極的に島の情報を発信する。期間は3月25日まで。

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「ゆるり屋九十九島」(渋谷区円山町)は和食と鍋料理の専門店。「ヒカリ九十九島」(渋谷区恵比寿)は和食居酒屋。「ダリアロッソ九十九島」(世田谷区玉川)はイタリア料理店で、それぞれの店名に島の名前を取り入れて特徴を明示した。

レストラン開業は、佐世保市が今年度から3カ年で取り組む九十九島の認知度向上事業の一環で、佐世保観光コンベンション協会(長崎県佐世保市)と、飲食店経営を手がける際コーポレーション(東京都目黒区)が連携して実現した。九十九島とらふぐや九十九島かきなど、島の代表的な食材が冬に旬を迎えることから、期間を1〜3月に絞り込んだ。

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主な取り扱い食材は、九十九島とらふぐや九十九島かき、長崎ハーブさばなどの魚介類のほか、板山大根、ジャンボニンニク、世知原米、西海みかんなどの農産物もメニューに活用。梅ヶ枝酒蔵、潜龍酒蔵などの蔵元の地酒も提供する。各店舗では、地元の生産者が来店して食材や地酒フェアなどのイベントも開催する。

際コーポレーションの石川美保子(いしかわ・みほこ)さんは「当初は、食材の選定は手探りでしたが、各店舗のシェフが九十九島を訪れ、生産者の皆さんとの交流を通じて『東京で求められる料理』を考案しました。オープン後は各エリアのお客さまや、九十九島にゆかりのある方にもご来店いただくなど、好評です」と手応えを感じている。

船_九十九島(5)

同協会広報担当の福田葵(ふくだ・あおい)さんは「レストラン終了後も、九十九島のPRは継続します。2018年以降に世界文化遺産に登録される見込みのある九十九島のひとつ、黒島の「黒島天主堂」なども積極的に紹介していければ」と構想している。

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