つくろう、島の未来

2024年03月19日 火曜日

つくろう、島の未来

離島経済新聞社(=リトケイ)は国内約420島の有人離島専門メディアです

6852島の「島」からなる島国・日本には、世界6位規模の広大な海に浮かぶ約420島に人が暮らしています。離島経済新聞社(以下、リトケイ)は、世界有数の都市から自然豊かな集落まで、多種多様な社会や文化が存在するこの国のなかで、いわゆる本土と呼ばれる5島(北海道・本州・四国・九州・沖縄本島)以外の有人離島にフォーカスするメディアです。

リトケイでは、離島専門ウェブメディアおよび季刊で発行するフリーペーパーの『ritokei』の運営・発行を中心に、離島地域の健全な持続に貢献する事業を行っています。

現在、人口減少が進む日本では、離島地域をはじめ多くの地域が過疎や少子高齢化などの社会問題に直面しています。なかでも離島地域は、経済の中心地である都市部との間に物理的な距離があるため、ヒト・モノ・コトの移動にコストがかかり、営みのベースとなる産業振興に課題を持つ地域も多くあります。

経済面では遅れをとりがちな離島地域に、高度経済成長以降の日本で失われつつある「人と人とのつながり」、「人と自然が共生する暮らし」、「伝統文化を継承する心」など、日本の原初的な価値が残っていることに重要性を感じ、離島地域の営みから島国日本の未来のヒントを見つけたいと考えています。

離島経済新聞社の活動は、離島地域に暮らす人をはじめ、離島地域のご出身者、縁のある方、興味のある方などを中心とした読者の皆さまからいただく「島の未来づくり」サポーター会費、企業・団体さまとの事業により成り立っています。

2010年にスタートした離島経済新聞社は、より公益性の高い活動を展開できるよう2014年からNPO法人となりました。小さな組織ですが、日本の島々の健全な持続を目指して活動を行って参りますので、ご愛顧いただけると幸いです。

>> 特定非営利活動法人離島経済新聞社公式サイト www.ritokei.org

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