島から文化が消えたなら?
もしも、そんな言葉を聞いたとしたら、あなたはどんなことを想像するでしょうか。
島のお祭りに芸能、島らしい風習に食文化など。
もしも、それらが消えてしまうとしたら、島はどうなるのでしょうか。
「文化」には多くの意味があります。
同義語として使われる「カルチャー」は、ラテン語で「耕作」や「育成」を意味する”cultura”に由来し、「文化」や「教養」という意味で使われています。けれど、「文化」に含まれる意味はそれだけではありません。
辞書をひけば「人間の生活様式の全体」「民族や社会の風習・伝統・思考方法・価値観などの総称で、世代を通じて伝承されていくもの」といった、海のように広く深い解釈がでてきます。
人の営みから生まれてくるものが文化であるとすれば、島の文化は島と人の営みから生まれ、育まれてきたものといえるはず。
そこで、リトケイでは次号特集「島の文化」をテーマに「ある島とそこで生きる人々が、特有の風土と歴史のなかで、独自に発展させてきた生活様式(=暮らしの文化)、芸能、信仰、風習。島と人の文化」について、考えていきたいと思います。
■リトケイと一緒に「島の文化」について考えませんか?
前置きが長くなりましたが、リトケイではこの夏、日本の島々に息づく「島の文化」の姿やその意味を、島の皆さまや読者の皆さまと一緒に紐解いていけるよう、アンケートと作文を募集します。
「島から文化が消えたなら?」 この問いを、皆さんのご意見とともに考え、次号『季刊ritokei』にてお届けしたいと思います。
夏から秋にかけては文化的行事も増える季節。「島の文化」について一緒に考えてみませんか?
■「島の文化」についてのアンケート詳細と回答方法
フリーペーパー『季刊ritokei』36号(11月末発行予定)およびウェブ版『ritokei』では「島の文化」にまつわるご意見を募集します。アンケート(所要時間10分程度・2問)にご回答いただいた皆さまに掲載紙をお届けします(希望者のみ)。島の皆さまや読者の皆さまとともにつくるリトケイの特集に、ぜひご協力ください。
募集期間:2021年7月21日(水)〜8月15日(日)迄
こちらのアンケートフォームよりご回答ください
>> https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScXgh2MfK-5dofFnGMu1e-XXd1M0p15EbbpfWgNC0N5nsgyrQ/viewform
■「100年後に誇れる島の文化」作文募集要項
フリーペーパー『季刊ritokei』36号(11月末発行予定)およびウェブ版『ritokei』では「100年後に誇れる島の文化」をテーマに作文を募集します。紙面またはウェブ版に採用された方へ、リトケイのオリジナルグッズを謹呈いたします。皆さまのお考えをぜひお寄せください。
募集期間:2021年7月21日(水)〜8月30日(日)迄
文字数:400文字〜1600文字(原稿用紙1〜4枚分)
送付方法:
メールのタイトルに「島の文化作文」とご明記のうえ、
①お名前 ②ご連絡先 ③ご住所
を添えて edit★ritokei.com までお送りください。
※★を@に変えて送信してください
※採用は掲載をもって発表とさせていただきます
※原稿についてお伺いしたい点がある場合、編集部より連絡させていただく場合がございます
【お知らせ】
『季刊ritokei』36号は8月末日の発行を予定しておりましたが、新型コロナウイルス等による影響など諸般の事情により11月末日発行号との合併号とさせていただくこととなりました。その間も、ウェブ版リトケイは通常通り更新していますので、島々の話題や『季刊ritokei』の最新情報はウェブ版リトケイにてご覧ください。