7月開講!「シマ取材を体験しよう!」は、シマビト大学初となるコラボ講座。鹿児島県・沖永良部島、与論島、徳之島の人々を取材している『奄美群島南三島経済新聞』記者がシマビト講師となり、共に、沖永良部島のシマ(コミュニティ)で心豊かに生きる人々へのインタビュー取材を体験します。
本プログラムでは、7月22日にスタートするオンライン講座(全3回)を通して、持続可能に生きるすべや、地域との関わり方、取材テクニックなどを学び、8月23日(土)に沖永良部島に集合!チームに分かれてシマ取材に出かけます。
みんなでつくった記事が『ritokei』や『奄美群島南三島新聞』に掲載されるかも?!地域づくりやものを書くことに興味のある方、聴く力を養いたい方におすすめの特別講座です。
沖永良部島に息づく「シマ思考」を探し、シマで暮らす人々の生の声を取材しよう
鹿児島県の南に連なる奄美群島の南部に位置する沖永良部島は、かつて島を治めていた琉球の北山王国の文化が色濃く残る島。現在、約11,000人(2024年12月末時点)のシマビトが暮らしています。
東北大学名誉教授でネイチャー・テクノロジーを研究してきた石田秀輝先生は、「日本の文化を創り上げてきた暮らしの価値」を調査する中で、沖永良部島にその要素が数多く残っていることを知り、島に移り住みました。
参考記事:島に学ぶ先生と先生に学ぶ島人の化学反応(前編)【特集|島だから学べること】
そんな沖永良部島では、社会的に高く評価される子どもたちのビーチクリーン活動や、企業と連携したSDGs事業が生まれ、環境省の「脱炭素先行地域」にも選出されるなど、持続可能な未来づくりが進む島として注目を集めています。
本プログラムでは、この沖永良部島をフィールドに、『ritokei』『奄美群島南三島経済新聞』(愛称・『みなさん新聞』)の記者・編集者たちとともに、「心の豊かさ」「シマ思考」を探し、シマビトたちの生の声を聞くインタビュー取材を行います。
シマ取材に向けてチームを編成し、聞きたいテーマを深掘りした「取材質問事項」を作成。写真撮影、インタビューを経て原稿を作成。チームでつくりあげた記事が『ritokei』または『みなさん新聞』に掲載される、特別なシマ取材講座にあなたも参加してみませんか?
7月22日にスタートするオンライン講座(全3回)を通して、「日本の文化を創り上げてきた暮らし方の価値」を学び、参加者それぞれが深めたい「豊かさ」を共有。
沖永良部島でのシマ取材に向けて、リトケイが地域の人々とのコミュニケーション方法や、取材テクニックをレクチャー。『みなさん新聞』編集部が、沖永良部島でたのしみたいシマや、見るべきポイントを指南します。
最終日の8月23日(土)は、沖永良部島に集合!事前に立てた取材計画にもとづき、グループに分かれてシマ取材を行ったあと、取材の振り返りと解散の宴を開催します。
シマビト大学は現地集合・現地解散
おすすめの滞在方法は受講生コミュニティで相談できます
シマビト大学は都市圏からの参加者はもちろん、近隣地域からの参加者も多く集まるため、「現地集合・現地解散」となります。
合宿の前後はフリータイムとなりますので、受講生同士で観光するもよし、滞在日程を延ばしながらワーケーションを兼ねてご参加いただくのもおすすめです。
受講生の皆さんには4月頃よりメールにて、受講生同士がつながれるオンラインコミュニティをご案内いたします。「何度も島に行ったことがある」という受講生は、ぜひ島旅先輩として「はじめて参加する」という受講生におすすめをご紹介ください。
受講生・講師・シマの皆でより良い学びと出会いを共創しましょう。
カリキュラム(オンライン講座+シマ合宿)
▼第一回
日時:7月22日(水)19:00-21:00
場所:オンライン(zoom ※後日アーカイブ動画配信あり)
講師:石田秀輝先生×みなさん新聞編集部×リトケイ編集部
【講義】「日本の文化を創り上げてきた暮らし方の価値」を石田秀輝先生に学び、沖永良部島で取材したいシマを検討。
【対話】参加者それぞれが深めたい「豊かさ」を共有
▼第二回
日時:7月29日(水)19:00-21:00
場所:オンライン(zoom ※後日アーカイブ動画配信あり)
講師:みなさん新聞編集部×リトケイ編集部
【講義】地域の人々とのコミュニケーション方法や、取材テクニックをリトケイ編集部とみなさん新聞編集部がレクチャー。沖永良部島の取材先を決めます。
【対話】興味関心をもとにチームに分かれて取材したいポイントを検討
▼第三回
日時:8月12日(火)19:00-21:00
場所:オンライン(zoom ※後日アーカイブ動画配信あり)
講師:みなさん新聞編集部×リトケイ編集部
【講義】シマ合宿に備えて、取材質問事項の作成方法を、みなさん新聞編集部とリトケイ編集部がレクチャー。実際の取材で使うものを作成します。
【対話】チームに分かれて取材質問事項を作成
※オンライン講義の内容は一部変更になる可能性があります
▼最終回(シマ合宿)
日時:8月23日(土)13:00-21:00
場所:沖永良部島(知名町/和泊町)
集合場所:和泊港旅客ターミナル
講師:沖永良部島の皆さん×みなさん新聞編集部×リトケイ編集部
【フィールドワーク】沖永良部島に集合。チームに分かれてシマ取材に出かけます。取材後、皆で集まり取材の感想を共有します。
【打ち上げ】参加者それぞれが「ふりかえり」を共有。解散の宴を開催します。
講師陣
石田秀輝(いしだ・ひでき)
1953年岡山県生まれ。伊奈製陶株式会社(現LIXIL)取締役(CTO最高技術責任者)、東北大学大学院環境科学研究科教授を経て、現在は東北大学名誉教授、京都大学特任教授、合同会社地球村研究室代表社員ほか。2014年に沖永良部島へ移住。著書に『光り輝く未来が、沖永良部島にあった!』(ワニブックス/2015年)、『2030年の未来マーケティング』ワニプラス(2022)ほか多数
古村英次郎(ふるむら・えいじろう)
奄美群島南三島経済新聞副編集長。沖永良部島出身。 国内外でのガイド業や旅行会社勤務を経てUターン。 和泊町・知名町の観光協会を統合してできた、おきのえらぶ島観光協会初代事務局長を経て現在は株式会社オールディビレッジ代表取締役
ネルソン水嶋(ねるそん・みずしま)
1984年大阪生まれ。奄美群島南三島経済新聞沖永良部支局長。離島経済新聞社副編集長。ベトナムでウェブメディアを立ち上げ、編集者を経験後、祖母が住む沖永良部島にベトナム人実習生が多く働くことをきっかけに2020年に孫ターン。島で、多文化共生×クリエイティブをテーマに取り組む
奄美群島南三島新聞のみなさん
沖永良部島(おきのえらぶじま)、徳之島(とくのしま)、与論島(よろんじま)、3島それぞれの支局で、地元愛あふれる島民記者が活躍中。「シマの記録係」として、地域のハッピーニュースにこだわった独自の編集スタイルで取材&情報発信
講師兼モデレーター
鯨本あつこ(いさもと・あつこ)
離島経済新聞社代表理事、有人離島専門メディア『ritokei』統括編集長。2010年に離島経済新聞社を設立。美ら島沖縄大使、沖縄県地方創生推進会議委員、奄美群島振興開発審議会委員なども歴任。『世界がかわるシマ思考-離島に学ぶ、生きるすべ』では編集・執筆を担当
参加費
参加費:43,780円(税込)
お申し込み:こちらの「リトケイストア」よりチケットをお求めください。
※お申し込み時に登録いただいたメールアドレス宛に後日、
講座の手引きや受講生コミュニティのご案内をお届けいたします。
参加費に含まれるもの:
・オンライン講座全3回+シマ合宿受講料
・シマ合宿中の島内移動(集合場所〜解散場所までの移動のみ)
・書籍『世界がかわるシマ思考』1冊
・合宿時の夕食(解散の宴・軽食飲み物つき)
※宴の二次会以降は有志のみ・実費負担でのご参加となります
参加費に含まれないもの:
・シマ合宿の集合場所までの交通費
・シマ合宿時の宿泊滞在費
※合宿地の集合場所までの交通と宿泊は、ご自身でのご手配をお願いします
沖永良部島のアクセス・滞在情報
沖永良部島までの交通・島内宿泊は、各自にてご手配をお願いいたします。
沖永良部島へは、全国の主要都市から鹿児島空港で日本エアコミューター(JAC)【鹿児島—沖永良部】便(所要時間約1時間25分)に乗り継ぐ方法が便利です。鹿児島から沖永良部島へ1日3便が運航しています。
また、JAC【沖縄ー沖永良部ー徳之島便】(所要時間約60分)は、全国主要都市から那覇空港で乗り継ぎ、沖永良部空港へ。那覇から沖永良部へ1日1便が運航しています。
奄美大島からの空路は、徳之島空港を経由してのアイランドホッピング路線となります。名瀬港からのフェリー(所要時間約5時間40分)も利用できます。
沖縄那覇空港を経由して路線バスなどで那覇港に移動し、フェリーで沖永良部島和泊港に到着するのんびりルート(所要時間約7時間)もあります。
※海路は海況により所要時間の変動や、到着港の変更や欠航の可能性があります。
沖永良部空港から集合場所の*****エリアまでは、路線バス(沖永良部島空港→バス停名称******下車)か、レンタカーをご利用ください。お泊りは、合宿の集合・解散場所に近い*****エリアでのご宿泊がおすすめです。
>>沖永良部バス時刻表
沖永良部島へのアクセスや宿泊、観光情報については「おきのえらぶ島観光教会」サイト「おきのえらぶ島の旅」をご参考ください。
>>おきのえらぶ島の旅(おきのえらぶ島観光教会)
島内にドロップイン利用可能なコワーキングスペースもございます。(200円/1h〜)ご予約や詳細は、施設に直接お問い合わせください。
>>えらぶココ
【お問い合わせ】
主催:認定NPO法人離島経済新聞社
プログラムについてのお問い合わせは離島経済新聞社の「お問い合わせフォーム」よりお尋ねください。